翻訳の数だけ文学はあるのです
昨日からのつづき
直訳いたしますと...
ユビキタス(どこでも仕事)やら
テレビ会議とか在宅勤務など
IT技術の便利さやばら色の未来を
私たちに訴えて来たのは
IT系企業の方々ですよね?
ならば高層ビルのオフィスに
100人も人を雇って
彼らはいったい何をしてるのでしょう?
(訳終)
直訳だとわからない方もいらっしゃるので、
解説いたしますと、ITのおかげで
オフィスが必要なくなることを
謳っているIT企業自身が
大きなオフィスを構えている
矛盾を皮肉っているわけです。
英語で考えて、
それを日本語に翻訳すると
何か質感が違うんですよね?
その反対もしかり。
翻訳なんて百通りあるのに、
のは理解に苦しみます。
まさに、翻訳の数だけ文学はあるのです。