まことちゃんとハロウィン!
先日も「そこまで言って委員会」という番組で
申し上げましたが、まことちゃんハウスに対して
「常軌を逸した構造で...(゜д゜;)
と主張する住民たちは、日本文化を
画一的かつ創造性のないものに
仕立て上げているわけです。
日本人の皆様はドイツのライン下りや
ロマンティッシュストラーセが大好きで
「ヨーロッパのお城っていろいろあって素敵ね!」
とおっしゃっているんです。
確かに日本のお城は形も色もみな同じ、
個性豊かなもので残っているものは
熊本城と松本城くらいですか?
素敵な安土城は嫉妬の炎に焼き尽くされましたね。
京都のような景観規制を敷くならば
地方公共団体が専門家(楳図さんも含めた)を入れて、
バランスをとってやるべきですね。
その場合、まず手始めにお願いしたいのは電信柱です。
クレーン車が引っかかる問題や
震災対策以前に景観上いかがなものでしょう?
まことちゃんハウスに限らず、
日本では新しい地域に引っ越すと
向こう三軒両隣に菓子折りをもって
ご挨拶周りをするといいます。
Welcome to our town!
Let us know how to make you feel comfortable!!
Thank you for becoming part of us!
「ようこそ!なんでも言ってくださいね!!」
と挨拶に来ることもあるわけです。
共同体志向の日本社会はスティグマ(いじめ)社会なんです。
小さな村にあるお花畑が美しいという噂が広がり、
そこへ観光客がたくさん押し寄せて来たとき、
そのまま追い返してしまうのか?
それとも、ちょっとした工夫で
観光客を受け入れ、
新たな局面やマーケットをつくっていくのか?
ここで、小話を一つ。
アフリカ大陸へ派遣された靴屋のセールスマン二人。
到着したら誰も靴を履いていないのを見て、
一人はがっかりして社長に報告しました
「社長、アフリカでは靴は売れません!
だって誰も履いていないですから...」
ところが、もう一人は次のように報告しました。
「社長!アフリカではゼッタイに靴が売れますよ!
だって誰も履いていないんですから!」
「半分も入っているじゃないか!」と見る人の違い。
靴屋の次期社長になったのは誰でしょう?
もちろん、ポジティブな商機をみつけた後者です。
事象をどう捉えるか?それがビジネス感覚なんです。
多くの祭りは小さなコミュニティではじまったものが、
昔クチコミ、今マスコミで人々に伝わり、
雪だるま式に大きな祭りへと変貌していったわけです。
その財産(アセット)を自分たちにとっても、
参加したい他の村の人々にとっても
comfortableなものにするためには?
ビジネスセンスが必要になってきますね。
Non of my business? ...just a thought.