ありがとう!の本当の意味
仮にぼくがアナタから千円を借りて、
数日後にそれを返す場合。
つぎの三つから選んでください。
(1)何も言わずにそのまま千円返す
(2)「ありがとう!」の一言を添えて千円返す
(3)何も言わずに15%の金利をつけて千百五十円渡す
あなたなら、どうされるのが、いいですか?
何故か(2)の「ありがとう!」を選ぶ人が
圧倒的に多いんです。
なぜだか、わかりますか?
答え)
実のところ、この「ありがとう!」は保険証書だったのです。
「ありがとう!」ということばの後ろには
「困ったときはお互いさま、次はあなたの番ですよ!」
ということばが隠されているのです。
それだけじゃない!
「ありがとう!」はレバレッジ(leverageテコ)
をかけて10倍の値にすることだってできます。
「困っているときに、あの人は1000円貸してくれた...
だから10000円だって、貸してあげるべきだ!」
金利分150円を貰って一回きりの関係にするか?
将来10000円を借りれる仲になるのか?
よく考えてみましょう!
だから、人々は「ありがとう!」を言う知恵を持っているのです。