朝、起きられないのは甘えだと思っていた。
でもそうじゃなかった……という話。
我が家は3人の子どもがいます。
今日は長女のことについて。
現在中2の長女は、
学校は別室登校をしています。
中1の中間テストが終わってすぐに、
「塾に行きたくない」
と泣いて電話があり、
友人宅から帰ってこない。
段々朝が起きられなくなってきた。
起きると、
涙をぽろぽろ流して表情が無い。
いじめられているわけでもない。
とにかくしんどい。
行きたくない。
こんなに表情がなく、
顔色の悪い長女を見たのは
初めてでした。
「明日になったらいけるだろう」という思いと、
「毎日行くのか?行かないのか?」
と考えて部屋のドアをノックすることも気が重い。
毎日、私自身の気持ちが揺れました。
この時はまだ末っ子が保育園だったので、
保育園に送り、
一旦家に戻り、
長女が起きたかどうかを確認して、
必要なら自転車を車へ積んで送ってから出勤、
休みなら学校へ連絡。
という毎日で、
長女もしんどかったですが
私自身も疲弊していました。
その疲弊の原因は、
「行くか行かないかで自分の予定を変えないといけない」
「学校へ連絡するのは、私自身も負担」
「行かないとかありえない」
という私自身が長女の現状を受けれたくなかったからです。
それからも、
学校へ行かせようと必死な親と長女の日々は
今振り返ったら
光が見えないトンネルの入り口に立っている感じでした。
足が痛くて歩けないと校舎から車いすで出てきた長女、
人はストレスや負荷がかかると痛みを作り出してしまうんです。
部活へ自転車で行くだけで疲れてしまい、
気持ち悪くなって迎えの連絡が来る週末。
担任の先生は話を沢山聞いてくれて、
フットワーク軽く、
家まで来てくれたり、
長女と話も沢山してくれました。
色んなことがあった去年の1学期。
2学期は教育委員会へ相談に行ったり、
スクールカウンセラーとの面談。
色々かけあってみましたが、
「まだ1年生だしゆっくりで」
という回答。
学校へ行きづらい子どもは増加しているのに、
その子たちを支える体制が整っていない。
その回答に違和感を感じ、
自分で動くしかないと感じたことを鮮明に覚えています。
幸いにも私自身が看護師であること、
小児科の先生を伝って
受診することが出来ました。
検査と受診でわかったのは、
起立性調節障害と対人不安。
今は隔月ペースの通院もしながらの日々です。
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色んなことがあった1年半。
先日、14歳の誕生日を迎えた長女。
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悩んでも、
私の人生ではない。
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長女のペースで進むのをただ見守るだけ。
そう思えるようになったのは、
自分の「学校は行くのが当たり前」
という「当たり前」を疑うという視点で
物事を捉えるようになったことが大きい。
☑朝が起きられない
☑顔色が悪い
☑いじめられているわけでもなく理由がないけれど行きたくない
など、子どもの不調に気づいたら、
「甘えだ!!」ときめつけずに、
専門家に相談することをおススメします。
小児科によっては「相談外来」を持っているクリニックもありますので、
問い合わせてみて下さいね。
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