医者との行間を埋めるために心がけること
医者の特性知る
日頃からコミュニケーションを意識する
色んなパターンを把握する
↑仕事と思えば出来る!いや、やるしかないとも言います![]()
看護師の退職理由No.1は「人間関係の悩み」
人間関係の悩みは、
看護師に限らずどの職種でもあります。
その人間関係の悩みを減らすために、
環境を変えることも1つの方法ではありますが、
正直どこへ行っても人間関係の悩みはゼロになはならない。
「はぁ~いやだな」
と思っていても、
簡単ではないけれど、
一番最短の方法は、
自分が変わることです。
とは言ってもそうすぐには変われません。
そんな人間関係に悩む看護師の方へ
伝えたいことは、
【行間を埋めるのも看護師の仕事】
ということです。
看護師の仕事とは
看護師の仕事は日本看護協会の定義にはこうあります。
看護師の仕事は、傷病者やじょく婦(産後間もない女性)の療養上の世話をしたり、診療の補助を行うこと。“人を看る”という看護師独自の視点で、対象となる人を身体や精神、社会、文化などさまざまな側面から捉え、情報を総合的にアセスメントし、必要な看護を的確に判断します。病院や診療所などの医療機関のほかに、訪問看護ステーションや介護・福祉関連施設など、人々の生命と生活を支える専門職として、看護師が活躍する場はどんどん広がっています。
(日本看護協会HPより抜粋)
患者さんへのケアが主にはなってきますが、
多職種(院内・院外問わずいろんな医療職)との関りなど
コミュニケーションも非常に大切です。
その中でも特にコミュニケーションを上手く取らないと
仕事がやりづらくなる……
その相手は誰か???
上司やお局様のような先輩看護師もですが、
お医者さんです!
(※医者を悪く言っているのはありません。誤解のないように……。)
私が新人だった頃の苦い思い出は、
「(セッシの)渡し方が悪い!」
とセッシが飛んできたり、
「何でそこで手を放すんだ!!!」
ととばっちりを受けたことは数知れず……
「あれだよ。あれ。分からないの?」
とか。
自分の勉強不足で注意されることはまだしも、
・明らかに他責にする
・機嫌の良し悪しで態度が変わる
・指示の出し方があいまいで確認をしないといけない
・「それ」「あれ」と言ってくるけどあなたの嫁ではない!
・紙カルテの時代に、時間外にそ~と指示を出し逃げしていく
・自分だけが忙しいといって当たり散らす(←そんな話を聞く暇はない!)
というような医者はいました。
今も健在であります……![]()
(決してそのような人ばかりではありません。
そこは誤解しないようにしてください。)
書き出すと沢山ある「医者あるある」ですが、
看護師の仕事には「診療の補助」がありますから、
苦手だから関わらないという訳には行きません。
医者との行間を埋めるために心がけること
あくまで私の経験にはなりますが、
心がけることは、
医者の特性知る
日頃からコミュニケーションをとることは意識する(これも仕事と思って!)
色んなパターンを把握する
そして、
日ごろの観察です。
私はめちゃくちゃ観察してます👀
・どんなふうに患者さんやスタッフとコミュニケーションを取るのか?
・仕事のことを話すことが多いのか?
・世間話が好きのか?(趣味やプライベートも含めて)
・指示の出し方や、報告する時の態度はどうか?
とにかく観察してみることです。
自分でなくても人のを観察るでも大丈夫です。
喜怒哀楽のパターンや
医者の好む対応などが分かってきます。
そうすれば徐々にコミュニケーションを
取ることができるようになってきます。
特に外来や手術室など、
医者とコミュニケーションが密になる部署では大切。
中には性格が合わなかったり、
苦手な医者もいます。
無理にあわせる必要はないのですが、
3つの方法を知っておいて
コミュニケーションをとっておくと、
自分が楽なんです。
相手の特性を知れば、
「この流れだと、これが必要だな」
「ここはちょっと聞いてみよう」
など、先読みして行動できるため、
自分も相手も心地よい空気感が生まれます。
それが信頼に繋がることだってあります。
医者と仲良くすることが目的ではなく、
コミュニケーションをとって働きやすい雰囲気を作る。
人間関係の悩みを減らせるかどうかは、
自分の心がけ次第!という部分もあります。
今日から「観察」をぜひしてみて下さい。









