こんにちは!けうですニコニコ
 
「家族はなぜうまくいかないのか」
(中島隆信 2014)
を読みました。
 
前回に続き、
夫婦が良い関係を築く処方せんを
見ていきます。
 

②夫婦の会話の意図を知る。

 
 
 
 
 
夫婦の会話はなぜうまく
噛み合わないのか。
 
 
有名なのは、男性脳、女性脳という
考え方です。
男性脳は論理的で結論を重視、
女性脳は共感をしてもらうことを重視
というのは聞いたことがあります。
 
しかし、筆者は
男性だって飲みの席で、愚痴を
聞いてもらいたいことだってあると
述べます。
 
 
会話が噛み合わない理由を、
筆者は試験問題から解説して
いました。
 
 
中学受験の国語の試験問題には
大きく分けて2種類あります。
 

①物語文

 

②論説文

 
①物語文
物語文の目的のひとつは、
読者に感情移入をさせることです。
問題を答える際にも、
主人公と同じ気持ちになると、
正解率が上がります。
 
 
②論説文
論説文の目的は、
筆者の考えを読者に伝え、読者を
説得することです。
結論から入ると分かりやすくなります。
 
 
夫婦間で、今の会話はこの
どちらに当たるのかを考えます。
 
物語文なら共感をする。
論説文なら、結論をつかみます。
 
 
夫婦間でなくても、
「今の発言は結論が大事なのか、
共感して欲しいだけなのか」
と、自問自答も出来ます。
 
 

③夫婦の緊張感を増す

 
妻のオバサン化、夫のオジサン化を防ぎ、
夫婦間にも緊張感をもたせることが
夫婦関係をよく保つことにも
なると述べていました。
 
なぜ妻はオバサン化、夫はオジサン化
してしまうのか。
 
女性ホルモン(エストロゲン)は
20代をピークに減り始め、
50代になるとほとんどなくなって
しまいます。
 
結果として、
「性」を捨てやすくなり見た目に
気を使わなくなります。
 
 
続いて
男性ホルモン(テストステロン)は
30代にピークを迎えますが、
70歳になっても減りません。
 
体力が衰え、見た目がかっこ悪
くなっているにもかかわらず、
「性」を捨てられません。
 
 
 
この男女間のホルモン差を知ることで
 
①女性は見た目に気を使う。
 
②男性は「性」を捨てるか、
見た目が素敵な「オジサマ」になる。
 
が解決策になるとと筆者は述べていました。
 
 
読んでいただいて
ありがとうございましたニコニコ