長太郎にコントロールの知識と練習メニューを教えていると、
バタバタと足音が聞こえてきた。
「おーい跡部!これで満足か!」
手を大きく振りながら走ってくる向日。
そして後ろに図体のデカい黒髪の男・・・。
「ああ満足だ。よくやった向日」
「じゃあ俺は走り込み行ってくるよーもう散々走ったけどねっ!」
向日はグチグチ嫌味を言いながら、走り込みの集団に紛れて消えていった。
「・・・おい、忍足何してた」
「ご、ごめんやで」
「謝らなくていいから理由を言え」
「えーだってなぁ、跡部が悪いんやで」
「何言ってんだ」
「ちら見したったんよ、その練習メニュー表」
「!!お前本気で逃げにかかっ・・・」
「後輩とマッチとか嫌やもーん、楽しないし」
「はぁ…」
「あれ、跡部怒らんのん?」
バシッ!!
「うわっ 、何すんの!!」
「後輩1人だけと思ってたが、今日は5人ほど相手にしてもらおうか」
「ウソっ!嘘やんな!跡部~跡部さま~~」
「うるさい!!さっさとラケット取ってこい」
「マジか・・・」
