なぜかは分からないけど、
私の周りの友人は「〇〇〇をしている人」と
わかりやすく形容できる仕事をやっている人が多い。
そして私は一言で自分を説明できるようなカタガキを持っている人に
心の底から憧れている。
(ベンチャーフィットネス業界でなんちゃってインスタ運用をしながら
身体を張ってメソッド研究してます、はあまりキャッチーじゃないし、怪しい・・・w)
話を戻すと、彼らとは10年前に私が語学留学している時にロンドンで出会った。
半年、いや、回数で言ったら10回も会ってはいないけど
学生時代に、同年代で気が合う、海外で出会った仲間は
どれだけの時間を過ごしていたかはどうやらあまり関係ないよう。
今回は、私が帰国してから初めて会ったので、2年以上ぶりの再会。
結婚してたり、子どもが産まれていたり、
当たり前だけど学生だった時の会話とはがらっと変わる。
冒頭に書いた「〇〇〇をしている人」である友人たちの話は、私の興味を惹く。
まずは英検で働くA。
英検の仕事って何をするのか、と聞くと
当然、英検の問題を作るし、面接もするらしい。(彼に英語を習おうか・・・)
彼は、イギリスの大学院も出ているくらいなので
かなりの大企業に最初は勤めていたけれど、
そういえば
「自分の仕事が大きな組織にいればいるほど、
小さな歯車の1つにしか思えない」
と感じ、転職していたことを思い出した。
聞くと、お給料は減ったものの
「転職したいと思わない今が、本当にいい意味で幸せだなと感じる」とのこと。
彼の新旧の会社が良い・悪いということではなく、
自分に合う環境が何かと、働く上での価値観に触れた気がした。
そんな彼に私は
「会社もキャリアもふらふらしているから羨ましい。」と言ったら
「俺は2回もイギリスに行く勇気がなかったから、私のことが羨ましい。
今も行きたいと思うけどできない。
私はできているから感じていないのかもしれないけど
それってそんなに簡単なことじゃない、大きな決断なんだよ」と言ってくれた。
お次は建築士のH。
彼は学生時代から建築を貫いてイギリスでも学び
今は個人事務所を開いて働いている。
設計は、個人の飲食店の改装などに関わることが多いらしく、
クライアントは行きつけの飲み屋から広がるそう。
個人で仕事をする友達は皆、
「酒」と「人」が全てとみんな口を揃えていう。
出張で地方に行ったら必ず行きつけを作る。
数日余裕を持って滞在するような時は、
ここだと思ったところを見つけたら、「またすぐ来ます!」と言って、翌日必ず行く。
そうして濃い一瞬を作ることで中々忘れられない印象を残す。
・・・・
そういえば私も近いやり方で常連になった経験はいくつかある。
女友達と錦糸町を昼間ふらついていた時、
お酒が飲みたくなり適当に入ったお店が、
競馬ファンしかいないで有名なディープな居酒屋だった。
お世辞にも小綺麗とは言えない店内は、散らかったタバコの灰、破かれた馬券、
何度もめくったり置いたりしてしわくちゃな新聞、
雑多な銀のお皿に乗ったつまみと、いろんな種類のお酒のジョッキが、
まあ隙間がなく大きな寮の食堂にあるような1つの長机と化した
テーブルの上にてんこもりだった。
そこに意気のいいお姉さんが一人、おじさんたちの中心に。
GIVENCHYって書いてるトレーナーを着て、長い爪してタバコを吹かしてるギャル。
ぱっと見、いや誰がどう見ても?勝手に夜のお姉さんと思ってた。
でもなんか全然違うITの仕事の人だった。笑
結構な異世界、でも人間臭さがあって興味深かった。
そしたらお姉さんが
「うちら毎週日曜日昼飲んでるから、来週もおいでよ!」と言ってくれた。
私は翌週、本当にそこに行った。一人で。笑
そこには先週会った、全く同じ人たちがいた。
歯の抜けておっとりした「お父さん」と呼ばれる人や、
唾飛ばしまくって話が止まらない「ジュンジ(稲川)」と愛称のある運ちゃんや
二児の母をしながら、この日曜昼の会は自分時間として旦那さんに全てを任せている女性など。。。
これを聞いて、不快と思うか、面白いと思うかは意見が分かれるところ。
でも、みんないい人。
好きなものを頼んで飲んで、好きな競馬を一生懸命見て。
一喜一憂しながらも当たった人が周りの人のお代を払ってお店を回す。
サステナブルな飲み会だと私は思った。笑
昼から飲み、夕方からは移動しハシゴ酒→行きつけのガールズバー→いつものラーメン屋
話がだいぶ脱線したけど、
今回2年間イギリス行くまでめっちゃ可愛がってもらった。
そんなこんなで、友人たちと話しながら自分のことも交えて話すと、
二人は声を揃えて、
私はそのフットワークの軽さとコミュニケーションに自信を持った方がいいと言ってくれた。
自分では普通と思うことが、
誰かから羨ましく思われることは非常に不思議な気持ちだけど、
私が彼らの職業を通して憧れる気持ちも、彼らからしたら特に特別なことではないのかも。
人の話を聞いて、自分のことも話していくと
毎回結局は、ああこれで私はいいのかな、となって今日に続く。。。。
とても長くなりましたが、そんなとある日の話でした。