昔の主流


「ボディビルダーの筋肉は使えない」


(そもそも”使う”目的ではないので前提にすることが失礼ですが(;^_^A )


少し経つと


「そもそも筋肉に使える使えないはない」


もっともだー!肥大していればその分、筋力がある証拠。


で、


「アウターよりも競技にはインナーマッスルが大事!体幹鍛えなきゃダメだ。」


で、体幹ブーム。


そしてここで、


「いやいや、アウターを鍛えればインナーも強くなる。アウターだけ強いということはない。」


とここまで来ましたが、たくさんの選手と接してきて、どうもやっぱりマッチョな人でも体幹弱い人多いなぁと感じることがたくさんあり・・・・


困った時の!


池田充宏センセー!!


池田博士ー!お医者さんの池田医師ー!オリンピックセンターでも教えてた経歴あって、超有名トップ世界チャンピオンのフィジカル指導歴もある死角のない池田トレーナー!!


に、聞いてみましたо(ж>▽<)y ☆ (ちなみに山田さんにこういうこと聞くと『知るかぼけ( °д°) いちいち理由が必要なのかよ。気持ちわりーなー。そんなもん自分でわかるだろ!』と言われるのでスルー)



Q「アウター強い人がインナー強いっていうのって実際どうなんですか?(@_@) 」


Dr.池田「強くてもそれが使えるかどうかは別問題です(^∇^) 」


「強くても、上手に使えないってことですか?」


Dr池田「そうです。筋肉はあるだけでは生かせません(´∀`) 」


「よくいう連動性ってやつですか?」


Dr「はい。それもありますが、実際に行っている動作で鍛えるということが大事です。僕が初めて高橋さんにケトルベルトレーニングを見せてもらったとき、格闘技の動きにすごく似ていると思いましたヽ(゚◇゚ )ノ 」


「クリーンの腰のひねり(トランスヴァースローテーションという技術)ですね。腰を引いて戻す動作はパンチを打つ時と同じですね~(*^▽^*) 」


Dr池田「それと、手首の回転です。手首を普通に返すでしょう?(ジャークでは、ラックで甲が前の状態からトップでひらが前になる)あれはパンチの動作と同じです。ジャークのときは打つ時、クリーンの時はパンチの”引き”のトレーニングになります。パンチは押すだけでは倒れません。引くから倒れるのです。」



「ケトルベルスポーツ・・・・というか、5~10分のロングセットを格闘家に勧めたいのですが、どうですかね?有効ですか?」


Dr池田「大変有効です。試合の後半は手が上がらなくなってきますが、それを解消するトレーニングになります。」



「自分の試合時間はある程度の重さを扱えるようになったほうがいいんですね。」



Dr池田「ケトルベルスナッチの良い所は、『握りこむ』ということです。試合では、後半握りが甘くなってくるんです。握りが甘くなってくると、骨折につながります。」




「振り下ろすときと、上げるときは絶対握りますもんね。手の骨折は後半が多いんですか?」


Dr池田「それと、1Rですね。ファーストコンタクトで痛めて帰ってきたり。しっかり握るということはとても大切なんです。」


「ワンハンドでのロングセットは必要なんですね!!(よっしゃ!自信を持って勧められる♪)」


②へ続く  (②のほうがびっくりすると思います)