カラダ改善トレーナーの安部です。
前回、前々回と介護予防について書いてきました。
この介護予防って、もっともっと一般の方にも浸透して欲しいと思っています!
私自身が介護予防の現場で活動してきたというのもありますが、人間の人生にとって最後の終末に関わる重要なことだと思うからです。
よく、「終わりよければ全てよし」っていうじゃないですか。
人生も終わりが不本意だったら、ちょっと寂しいですよね。
もちろん、自分がいくら望んでも人間の老化や病気などにより、どうしようもないこともあるかもしれませんが・・・
PPKって知ってますか?
「ピン・ピン・コロリ」のことです!
死ぬ直前までピンピンしていて、最後はコロッと寿命が尽きる。
これって、理想的な最後の迎え方ではないでしょうか?
高齢者の講演会で講義をするときに話すと、みなさん「PPK」には非常に納得してくれます。
そこで重要になってくるのが、健康寿命です!
聞いたこともあると思いますが、簡単に説明すると・・・
健康寿命とは、
WHOが提唱した新しい指標で、平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間。
国連の世界保健機関(WHO)は健康寿命という新しい寿命の指標を取り入れました。これまでの平均寿命はいわゆる「寝たきり」や「認知症」といった介護を要する期間を含むため、生涯の健康な時期とに大きな開きがあることが指摘されておりました。
日本ではこの寝たきりの期間が欧米各国と比べても長く6年以上にわたります。厚生労働省の掲げる「健康日本21」でもこの「健康寿命の延伸」を目的に種々の施策がなされています。
(厚生労働省 e-ヘルスネット健康用語辞典より https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/alcohol/ya-031.html)
と、あります。
いくら寿命が伸びても、何年も寝たきりで最後を過ごすよりも、できる限り自分の人生や生活を過ごした方がいいですよね!
その為には、健康寿命を伸ばすことが重要です。
自分のカラダ・自分の人生は、自分で何とかする!!が、基本ですが高齢者やサポートのいる方は、家族や周囲の方のサポートが必要です。
寝たきりになる前に、事前にやることやりましょう!!
コロナ禍の今、急激に状態が悪くなっている高齢者は多いと思われます。
周りの人や家族が、事前に気づいてサポートすることが重要です!
結局それが、高齢者本人だけじゃなく、周囲や家族の負担もなくて済むかもしれませんよ。