たまには化学のことを書きますか笑
酸化数についてである。結構めちゃくちゃなことをいう生徒がいるんですよ( ̄□ ̄;)
よくある私と生徒のやり取りを紹介しよう。
私「酸化数とはなんだかわかりますか?」
生徒「はい。酸素が-2で水素が+1です。あと、単体は合計で0。単体は0。イオンは電荷と同じです。」
私「酸化数とはそのように定義したものと理解しているんですね。では、H₂O₂は定義に反しませんか?」
生徒「H₂O₂は例外です。」
私「では、プロパンはどうでしょう。プロパンの炭素の酸化数はいくつですか?」
生徒「ええと...C₃H₈だから、-8/3?」
私「酸化数に分数はありません」
生徒「・・・」
私「これも例外ですか?」
生徒「・・・はい」
私「では、例外の区別はどのようにつけるのでしょうか?」
生徒「・・・」
とまあ、こんな感じにいじめてます(^ε^)
酸化数ってのは電子の偏りって考えるんですよ
そこで重要になるのが電気陰性度
これは、電子を引っ張る強さ
プロパンの構造はこれ
H H H
| | |
H-C-C-C-H
| | |
H H H
炭素の電気陰性度は2.5、水素は2.1で炭素の勝ち
つまり、左右の炭素は水素三つから電子(-に帯電してる)を引っ張り込むから電荷は-3
中央は水素二個だから電荷は-2になります。これが酸化数。
過酸化水素もこれで説明がつく
H-O-O-H
酸素は3.5だから、酸素の圧勝です。酸素と酸素は引き分け。
だから、酸素はそれぞれ-1になる。
ホントは例外でも何でもないんだよねえ
酸化数は構造式が書けないとOUTなんだけど簡易的な方法で、教科書に書いてある定義に従っても入試は何とかなるよ
でも、正しい理解はやっぱり必要だよなあφ(.. )