受験記 : R3年度春 情報処理安全確保支援士試験(SC/埼玉) | 情報処理技術者試験に関すること

情報処理技術者試験に関すること

元海外に出稼ぎ組、現在日本在住。出稼ぎ中も春・秋の2回一時帰国中に情報処理技術者試験を受験していました。

合格済み :
(現行制度) ST, AU, PM, SM, SA, DB, NW, FE, SG, IP, SC
(旧制度)NW, SS, SW, 初級シスアド

セキュリティ試験とは相性が悪い私

 合格発表もありましたので、改めての受験記投稿です。R3年度の春試験は支援士を受験しました。

 

 公開している受験記録を見ていただければわかるとおり、実は私、セキュリティの高度試験とは相性が悪いのです。本業はかなりセキュリティ屋に近いにも関わらず、です。当時のテクニカルエンジニア(情報セキュリティ)は相当な回数を受けつつも結局合格できず終いでした。もしかすると実務経験が邪魔をしているのかもしれません。

 

 そんなこともありこれまでは他の区分を優先していたのですが、春の他の区分は全て合格しましたので、今回は支援士を受験することにしました。

 

支援士は高度試験?

 正直私も未だに分かりません。支援士試験合格までは高度試験のように扱われている説明もあれば、支援士試験は支援士試験として高度とは別枠のように説明されている場合もあります。

 

 40歳になるまでに高度試験完全制覇を目指したい私にとってはスッキリしない状況ではありますが、幸い前身の「情報セキュリティアドミニストレータ試験」は合格しています。仮に支援士を高度扱いとするにしても、最悪旧制度で合格と言い張れないこともないので、今回は気軽に、しかし流石に受かるだろうという気持ちで受験しました。

どれくらい勉強したか

 セキュリティのベースはあるもののそれなりに学習しました。午前1は免除ですので、午前2は過去問10年分を8~9割取れるまで、午後1と午後2は4~5年分をセキュアプログラミングを除いて理解できるようになるまで読み込んで臨みました。時間にすると40~50時間程度でしょうか。

 

試験会場

 最近は埼玉受験地にしていますが、今回は大宮でした。埼玉県民らしく何かあればすぐに東京に行ってしまうため通常大宮にはあまり用事がないのですが、なかなかの都会っぷりです。

 

 会場は個人的にはあまり好きではない貸し会議室。途中退出した際の待機場所がないことが多く、また男子トイレが少ないケースが大半です。立地は良いのですが、やはり長時間の試験は大学等のそれなりの施設で受けたいところです。

 

 

 もはやお馴染みとなった、自己申告体温測定結果を手渡して入場します。

 

 

 この会場は支援士ばかり100名ほど。待合スペースがないのは想定の範囲内でしたが、なんとトイレが試験室内に設置されています。しかも男性用は(確か)1個室のみ。流石にこれは辛いですね。20年受験し続けても解決しない、情報処理技術者試験のトイレ問題、、、

 

 

試験の感想と結果

 既に速報版でお知らせした通りです。引っかけが多かった午後1、とてもシンプルだった午後2。自己採点としては、午後1を厳しく採点するとボーダーライン(と言いながら受かってると期待)、午後2はどう採点しても受かるでしょう、という感じでした。

 

 6月になり合格発表がありました。合格者番号一覧で確認した結果は、、、まさかの不合格。正直「えっ?」と何度も受験番号を見返してしまいました。点数を照会してみると、なんと余裕のはずの午後2が3点足りません。

 

 釈然としないため、自分の解答を晒して分析記事を書いてみようと思いますが、余裕と勘違いして退出可能時間直後に一番手で退出した私も詰めが甘かったですね、反省です。もう一回見直しておけば受かっていたでしょうに。

 

 ただ一つだけ言いたいこと、情報処理技術者試験(支援士含む)の記述式問題は、採点が超厳しい!特に簡単な回!

 

気を取り直して秋試験に向けて

 またもやセキュリティの相性問題が勃発してしまいましたが、私にとっての本番は30代最後の挑戦となる秋試験です。

 

 秋は旧制度も含めて初挑戦のESを受験します。受験地は東京でも埼玉でもない、ちょっとした日帰り小旅行を兼ねた場所となる予定です。

 

 支援士の次回の受験は早くてR4年度春試験。もしかするとR4春はNWの再受験にするかもしれず、そうなるとR4秋となる予定です。支援士情報をご期待の方には申し訳ありませんが、後日R3春の午後2採点分析を公開予定です。かなり役立つ情報を盛り込めるかと思いますので、どうぞそちらをご参照いただき学習を頑張ってください。

 

 と言いながら、DB午後2の分析結果すら記事化できていません。少々忙しく、、、申し訳ありません。