息子の22回目の誕生日。

 

もう…さ…、そろそろ親に祝ってもらうのも卒業じゃね?

友達とか彼女とかさ…。

 

うるせぇな、おれだって彼女は欲しいは欲しいんだよ

 


なにはともあれ、春から社会人。

 

ってことで、腕時計を贈ることにしました。

 

まあ、かといって、高級腕時計ってのはまだ早い…っていうか価値分んねぇだろ?

 

ま、20代男子がするならコレかな?

 

自分で買うつもりはないけど、もらったら嬉しいものって観点で。



i−Phoneと並べて、じーっとしている息子に母が声をかける。

 

「どうしたの?」

 

「同期してる。」

 

「動悸がするほどうれしいの?」

 

いやいやいやいや…ドウキ違いですやん。

 

連係動作するための準備をしてるんだよ。

 

だって動悸がするって言うから。

 

ドウキ『が』する、とは言ってないが…。

 

ハハはどうしても喜ぶ息子の顔が見たいらしい…。