忘れた頃に社長表彰の連絡を受ける。
記念品と副賞の振り込み。
う~ん…。
去年関わったプロジェクトが表彰されたんだが、自分はほんの少ししか在籍していない。
それも何も成しえてないし…。
たしかにプロジェクト自体は過酷を極めて、離脱者、病気休職者が続出する燦々たるありさまで、
よくまあ完遂したもんだなあ、と思った。
いや、たぶん完遂したことになってるけど、実状はリスケややり直しで炎上の日々だったろう。
その代償が数万円の功労金ってのはサラリーマンの悲哀だが、まあそんなもんだ。
自分の貢献度からすればそんなもんだろうけど、
中心になっていたメンバーにとっては命削った代償にはなり得ないだろうがな。
まあ、いいや。貰えるモノは貰っておけだ。