言わずと知れたベンツの永遠のライバルである。すべてが90点のメルセデスに比べてややムラのあるメーカーだが、だからこそファンが多いのは巨人に対する阪神ファンのようなものか?BMWのBはバイエルン州のBである。地域的にもベンツとは南北で別れている。BMWの特徴も皆さんご存じの、”どのシリーズ乗っても重量配分が50:50””直列エンジン””やたらと隅にあるタイヤ配置による車体バランス”等1シリーズから7シリーズまで一貫しているのもドイツ人らしい性格が出ている。未来に向けても水素で走る車の開発、ハイブリッドというよりCO2削減が主題の環境対策等、一流どころとしての責務を負っている。バブルのころ、あまりにも六本木で走っていたため”六本木のカローラ”と言われていた3シリーズ、フライデーされる芸能人は大体BMW、とわかりやすく見栄が晴れてステイタスもあるのが、本来の走りで評価されるところでなく売れ続けている原因である。近年はロールスロイスやminiなど、イギリスの崩壊メーカーたちのパトロンになっているBMW。今後も業界のドンとして君臨していってほしい。車種の話題に移るが、今度の5シリーズは文句のつけどころがない。一つ言うならば、うちの車庫に入らないくらい。前回の5シリーズの鷲顔が大嫌いだったので、今回の正常進化に胸躍っている。7シリーズは自分には大きすぎて平べったいダンプカーにしか見えないので、5シリーズがベストだと思う。
ライオンマークの世界で2番目に古い自動車メーカーだが、その点皆さんご存じだろうか?知らないと思う。それを見ただけでも蓮坊の”2位じゃダメなんですか?”という言葉に”ダメです”と言いたくなる。話はそれたが、ピニンファリーナというカロッツェリアにデザインを依頼していた時代に比べて、最近のやたらとネコ科の(ライオンにしか見えない?)フェイスになった自前のデザインのほうが個性は出ていると思う。また、中身はすべてボロボロというフランスメーカー共通の内容も、ダメならもらえばいいじゃんという安直なフランス的発想で、ギアボックスは日本から、エンジンはドイツからと、節操もなく集めているので信頼度がアップしている。206に乗っていた時代があるのだが、新車にもかかわらず、60キロで走行中ブレーキペダルがとれてしまった経験がある。あの時は死ぬかと思ったが、なんとか根っこの方に踏める部分があり止まることができた。フランス的にはケ・セラセラ(なんとかなるんじゃん?)で終わる話だが、日本ではそうはいかない。シリーズだが、1シリーズから2・3・4・5・6と数字でジャンル/サイズ分けしている。プジョー買うなら絶対3シリーズより下の小型車たちだ。自分が今ほしいのは308ccだ。パリからマルセイユに向かう道をオープンで走るイメージの車で、それこそがフランス社で唯一持っている財産だとも思っている。フランス国民の自国製品を愛する国民性に助けられ、フランスメーカーは生き残っているが、前途は明るくないだろう。
今回はアルファ。一貫性のある、フェラーリを小さくしたような?ブランドだ。歴史・ブランド力・ストーリー性・所有した時の優越感。いろんな意味で憧れられるメーカーだ。スバルサウンドという言葉をご存じだろうか?スバル(特にレガシイ)エンジンの特有なブロロロロ・・・という音にファンが根づいたといってもいい自動車ファンの好きな音である。それを上回るのがアルファサウンドだ。”走る金管楽器”と自分は呼んでいる。ゾクゾクするエンジン音だ。だがしかし今はエコカーしか売れない時代。音のいいエンジン=燃料消費のダメなエンジンなのも事実。スバルも燃費を追求したらほとんど音がしなくなり、アルファも不景気とエコの向かい風で今売れていないのが現実だ。アルファの弱点はいまだに電気系統。いろんなメカを積むのだが、全く信頼性がない。1980年代、よくエンコしているアメ車を見てかっこ悪いな~と思ったものだ。が、21世紀の今、いまだにそれなのがアルファロメオ。アメリカでの販売も、故障が多すぎてアメリカ政府からつまみだされた過去を持つくらいダメだ。スカしたチャラ男が女連れで乗ってきて、おしゃれレストランでキメたと思いきや、帰りはエンジンがかからずJAFを呼んでいる姿、何回見たことか。しかも何でもかんでもすぐ本国送りにするので、修理代高いわ3カ月以上ローンは払えど車はないわで踏んだり蹴ったりになる覚悟のある人だけが買っているので別に余計な御世話だし自分もその一人だ。ことデザインに関しては現在も一つ前のシリーズデザインも好感が持てる。今度登場するジュリエッタは自分も思わず買ってしまいそうな1台だ。先行して販売しているMitoもいい線いっている。自動車業界には絶対必要なメーカーだと自分は思うので、是非中国メーカーにはボルボのように買われずに生き残ってほしいものだ。