透明石けんのグラデーション | 化粧品犬が化粧品開発を模索するブログ

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大手会社の開発に勤務していましたが、好きな化粧品を好きなだけ追求するため円満退職。
ノラ犬となった化粧品犬が、面白いと思った情報を発信していくブログです。
化粧品コンサルタントとして仕事も受けています。
パームアミノ・ラボ合同会社 imori@palmamino-labo.jp

化粧品犬です。

資生堂TSUBAKI の2015冬季限定セットの化イズ系の途中ですが。

今日はちょっと時間が無いので、1回休みにさせていただいて、また石けんの作例を紹介しちゃおうかなと思います。
ちょうど、作例が出来上がったところなので(^_^;)
興味のある方は見ていってください。
資生堂TSUBAKI解析の続きを読みたかった方は、すいませんが次回(たぶん二日後)までお待ちください。
意外に手間が掛かるんですよ~、解析。

今回のテーマは透明石けんの着色(グラデーション)です。
相変わらず松崎先生に連れられて、ClassAの方々と、錦糸町の千葉先生のスクールに勉強に行っているのですが。
この透明石けんの着色(グラデーション)はそのレッスンの一つです。

でまあ、いつも通りでもあるのですが、化粧品犬はレッスン中に今一つうまくいかなくて (^_^;)
家でコツコツ自主トレしているわけです(^_^;)

透明石けんはこれまでにも作例をアップしてきましたが、処方的には大きな変更は無いです。
言って見れば色つけの所だけのはず・・・だけど難しいんです(^_^;)
グラデーションなので、色素濃度の違う層を重ねていくだけのハズなのですが、わかっていても難しい。

さっそく写真でご紹介。
処方的にはヒマシ油やココナツ油を使った普通の透明石けんで、オレンジフラワーさんのカラージェルのパプリカレッドで着色しています。


うーん・・・実物も、なんですが写真だと更に・・・グラデーションがわかり難い(^_^;)
一応、下の方を濃い赤で、上に行くに従って薄くしたつもりです。

もうちょい薄くカットして上から見るとこんな感じ。
これも下が濃い赤で、上に行くに従って薄くなる・・つもり(^_^;)


この写真は、ちょっとマシですかね。

深さが足りなかったからいけないのかなと考え、深さ方向に厚く下のhが次の作例。
処方は同じですが、こちらはワインレッドで着色です。


なんか、より色が分かれてない気が(^_^;)
いやー、薄めに切れば、分かれてるんですけどね。
こんな感じ。


うう、難しいなあ。
「グラデーションは思い切りが大切」とのお言葉を千葉先生からいただいているのですが、どうも化粧品犬は思い切りが悪い(^_^;)

もっとぴしっと色が分かれると格好良いのですが、現在の化粧品犬はこれが精一杯のようです。

次回のレッスンまでにもっと精進します(^_^;)