失われた週末 (89) 永遠の地 ローマ | 子供たちの子供たちへ ~伝えたい音楽~

失われた週末 (89) 永遠の地 ローマ

その女性(ひと)は、最後の質問に対し、一旦は口にした発言を翻し、思い返したように強い口調で語った。


ローマ。そう、それはローマです。」と。


オードリー・ヘップバーンの出世作として知られるご存知、『ローマの休日』 ラストシーン、今回の訪問の中で一番印象に残った所を訊かれた際のアン王女の言葉である。


人類にとっても永遠の都、ローマ。 遠くローマ時代から続く歴史と文化の中心。遺跡の上の立つこの国の中でも一際特別な地位にある都市。


観光地は一般にどこも危険が一杯だ。ローマもまた、その際たるもの。


【パターンその1】 子供、特にジプシーと見られる子供たちがやって来る。物売りかと思えば、厚紙でこちらの腰の辺りをバンバン叩く。何だコレは? とか思っているうちに、中の誰かの手が伸びてきて、厚紙に隠れてしまったこちらのズボンのポケットから紙幣を抜こうとする。


【パターンその2】 日本からの旅行者はすぐ分かる。相手は日本人も中国人も関係ないし、そもそも国籍などは分からない。しかし、当座、アジア系人種は目立つし、そもそも日本人の旅行用の服装は際立っている。すぐに標的にされてしまう。一旦、ターゲットになってしまうと、なかなか追跡をかわすのは難しい。路地から手を伸ばし、バッグなどを引っさらって行く。ローマに増えすぎた小型バイクで、女性用バッグを走りながら失敬して行くなど日常茶飯事。われわれは平和に慣れすぎてしまっている。


【パターンその3】 空港でリムジン客を集い、法外な金銭を要求するのはよくある手口。基本、彼らは罪悪感というよりはゲーム感覚(カトリックですから)。人の集まるところはスリが多い。特に、コロッセオ周辺のスリは芸術的。階段を数段登っただけで、ふと手元が軽くなり、あわてて手元を見ると、もうカメラありませんから。こちらにしたら、既に敗戦ゲーム。


お気をつけ下さい。。


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トレビの泉から少し南に下ったところに馴染みのお菓子屋さんがある。しかし以前の経験から、容易に場所を教えてしまうと、途端に日本人の行列が出来てしまう。これでは日本のラーメン屋と変わりはない(笑)。こことチューリヒ(スイス)にある店のチョコレートが私のお気に入りだ。


え?教えた方が店の売上が増えて喜ばれるって? …、それはある意味、とても日本的な発想です。例えお金が入っても、そのために忙しくなり、自分の生活に影響が出るのを喜ばない人たちもいるのです。。


【おかげさまで、PC、完全復活しました。】