あなたへ
昨日、あなたに会いに行きました。
梅雨でも曇天~雨は降りませんでした。
いつものように墓石、雑草の掃除をして香を焚き般若心経を二回
唱えて空を見上げ~大本堂の大きな屋根を見ました。法然さんが其処に
おられる。。
帰る時には、又来るねと声を掛けて周囲のお墓さんにやはりいつもの
ように、いつもお世話になっていますと360度手を合わせて頭を
下げる。 これで安堵。
お寺さんにご挨拶。
ご住職さん自ら入れて下さった冷たいお茶を頂き、恐縮しながらも
生き返った気分になった。
帰り道の嬉しかった事…
来て良かった。あなたに会いに来て良かったといつも思う。
何とも言えない幸せ感で、来れる事のありがたさを思う。
。
。
暫く体調が良くなく、足まで又炎症を起こした。
或る日突然、血圧が175ー90まで上がった。普段、110位なので
これは大変。グラグラするし眼が回る。診察していただくと一過性の
もので疲れ、ストレスだと言われた。服薬で普段に下がったが何となく
しんどい。
でもあなたに会いに行き、色々と墓石に向かって話をし心が晴れたよう
な気がする。夜、よくそんな状態で行ったなぁと子供が言うが~
頑張りすぎ。気持ちはそうでも身体はもう若くない。頑張ろうと思い
マシーンで足を鍛えたら炎症を起こしてしまった。
すべきことが多く、自分稽古も含めて追われていた。応募しているのも
近々結果が出るだろう。
あなたは若いままの姿だけど、私は変わっていく。落ち込んでいたけれ
ど、あなたに話しかけていたらふっと気が付いた。
体調が良くないからと落ち込むばかりでなく、悪いのも何か意味があり
今後の生き方の中で注意せよと言われたような…生きる課題を与えられ
たかもしれない。
お寺さんで冷たいお茶を頂いてありがたく…
歩いてお参り出来るのは幸せですとご挨拶して辞した。
青紅葉の中、歩いて帰る時の嬉しさ。
絶望的な心を見せず淡々としていたあなた。心で葛藤していただろう。
病気療養中、平気な人など誰もいない。
つくづく、すごいなぁとあなたを想った。