ここから逃げ出す気力はもうないから
いっそけがれた私を捨てて…
腕が千切れた私を笑い
泥の水たまりへと叩きつける
もし貴方ならどうしてた?
涙を流して抱き寄せた?
土砂降り見上げた私に突き刺さる
声なき悲鳴は仇とともに消えてゆく
夢を見たんだ胸に抱かれ
皆に愛され目を瞑り微笑んだ
もし貴方にめぐり合えば
きっと幻滅するでしょう
また日が沈む
今日も日は昇る
砕けたガラスのような私でも
アナタアイシテタトオモワセテ
すぐそばにいたはずなのに…