たまにはCDを購入したという日記を・・・。

TV東京系アニメ「テガミバチ」のED曲、

 【果てなき道】
 (HIMEKA:Sony Music Japan)


です。



高悟帰ゾクゾクっ!
愛知では、TV愛知(TV東京系)の土曜23:00という、中途半端な時間に放映されている
「テガミバチ」。
作品の雰囲気はかなり良いのですが、私の好みとしては、既に致命的な欠点があり、
殿堂入り級の作品とはなりえなさそうです。
要は、設定上、夢中になれないポイントがあるワケですが・・・。

過去にも似たような経験が、以下のような作品でございました。
 ・.hack/sign
 ・.hack/roots
 ・ゼーガペイン
 ・ヒロイックエイジ

等でです。

.hackシリーズに関しては、言うまでもありませんが
 ・ゲーム内の物語(がメイン)なので、キャラの死亡シーンの後で直ぐに、
  「リセットして戻るのが大変だったぜぇ~」
とか言うところ。
メインのキャラの生死については、ドキドキしますが、それ以外は何?みたいな所で。

ゼーガペインもほぼ同様。
登場するキャラクターが、全て量子コンピュータ内のデータですので。
バックアップから復旧するとか、色々ありましたしね。
敵キャラがいくらでも復活するとか、そんなのもありましたし。
(データの劣化で死ぬという設定はありますが)

ヒロイックエイジは、主人公とメインヒロインが神や人を超越した者なので、感情移入が
全く出来ないという致命的な欠陥があったと思います。

皆、面白い設定が創造されていて、力作だとは思ったんですけどね。


で、今回の「テガミバチ」に関してですが、マズイ点というのは、

 ・主人公のラグが、感動するポイントを解説しちゃう

ところが、なんともバツが悪いのです。
せっかく、画面上で涙腺を潤すシーンが展開されているのに、主人公が、
 『〇〇は、××だったんだねっ!
  だから、▲▲なんだねっ!』

と、「ぷちこ」の声で解説してしまうワケですよ。
「一杯のかけそば」であれば、
 『お金がないけど、家族みんなで一番安い掛けそばを分け合うんだねっ!』
なんって解説されたら、台無しでしょう?
そういうことです。
しかも、「心弾」という
 ・モノに込められた人の想いを映像化する
という設定が、更にそれを助長するんですよ。
もう、感動の押し付け以外の何物でもない!
無粋にも程があります。

ただ、それでもこの「テガミバチ」は面白いです。
 ・世界観
 ・サブキャラの「ニッチ」
 ・ED曲の「果てなき道」
 ・キャラデザ&作画監督(NOIRや黒執事の人・芝美奈子)

辺りで十分見るに値します。
が、
 ・感動の押し付け
だけはいかんともしがたい・・・。

とりあえず、HIMEKAのこの「果てなき道」は良いですね。
この曲だけで泣きそう。
本編では決して泣かないけど・・・。
「後半、HIMEKAのOP曲を替えたり、桑島さんCVキャラを殺してガタガタ」
なアニメの様にはならないで欲しいものです。


と、オチなしですいません。


あうえう。

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