人生の中で心に残る大災害は
①阪神淡路大震災
②東日本大震災
③能登半島地震
①は、
変わり果てた戦地の様な街と、汚れた空気、
言い方に誤解を招きそうだが、
ものの見事に2階だけ潰れた沢山のマンション・ビルの景色。
避難所の小学校に居る友達と街を案内して貰う。崩れた家の前で手を合わせた。
②。
都内。仕事中、営業先の路上で起こる。
ガードレールが波を打っていた。
ガードレールを掴んでしゃがむしかなかった。近くの九段会館で、壁が落ち亡くなられた方が出た。「会社に戻れ」の指示を拒否し会社を通り越して幼い子供達の元へ帰宅した。
③。
②よりは距離があるものの、本州全域で震度観測が出る。TVに映る人に向かって「走って!走らないと!!」とハラハラしていた。
①をリアルに見てから、ずっと防災に敏感だ。感震ブレーカーも、防災グッズも、自分が住む地盤も、確認しないと心配になる。
…が、
時が経つと、意識が薄れてしまうのが人間。
改めて防災グッズの点検を行う。
基本、
キャンプのアウトドア用品をそのまま転用している。子供が大きくなってからは、キャンプへ行く事もなくなり、「開かずの箱」となっていた。
②の時に入れている缶詰が
防災ケースから出て来た。
賞味期限がとんでもなく過ぎている。
しかし、
全然問題なく食べられる。不味くもない。
時代は変わり…
今は、食材のローリングストックを台所棚で行っている。常温で食べられるもの、フリーズドライ、色んな食材が発売されている。
100円で買っていた缶詰が、今朝のスーパーで200円となっており…物価高が身に染みる。
10年前は容易していなかったが、
「ペットの散歩用(臭い遮断)袋」を買い足そうと思っている。人間用として転用。
簡易トイレはあるものの、今回③では下水問題が出ているらしい。
個々が「自分ごと」として考える…
防災意識が必要な国に
残念ながらそもそも住んでいる事を自覚せねば。
ああ、自然のチカラを舐めちゃいかんな…。
逃げられは出来ないけども。