2026年の大学入試で、東京大学理科Ⅲ類(理Ⅲ)の学校別の合格者数ランキングについて取り上げたい。
開成が昨年5人から10人に倍増し首位に躍り出たのをはじめ、筑駒や桜蔭などが上位に並ぶ。
5人以上の合格者のいる学校:開成、筑駒、桜蔭、灘、ラサール
これに続くのが、洛南、聖光、麻布、東大寺、暁星(いずれも3名以上)
複数名合格校には、首都圏では、渋幕、栄光、浅野、小石川が含まれる。
理Ⅲは最難関で、学生の多くは医学部に進学する。
こうした数字を見ると、つい親としては目が止まる。
理Ⅲの募集97人に対して志願者は377人。第1段階選抜で272人が合格し、最終的に99人が入学を許されたという。
上位5校で合格者の約4割を占めることを考えると、学校環境や学びの土台が結果に効いているのだろうと感じる。
ウチの子は都内の中高一貫校に通っていて、今度高2になる。
理系に進むかもしれないことを考えると、こうしたデータは自然と気になる。
合格者の多くが特別な環境にあったのかもしれない。
日々の学習習慣や周囲に刺激を受けながら6年間を過ごす環境は、こうしたランキングだけでは伝わらない。
数字で示されるのはほんの一部で、実際には子どもが試行錯誤を繰り返し課題を乗り越えていく幾多の経験がある。
焦ったり悩んだりする親の気持ちも、同じように多くの受験家庭が抱えていることだろう。
子どもが置かれた環境の中で成長していく様子を見守ることや、日々の努力を支えることには意味がある。
子どもがこれからの2年間、どんな経験を積んでいくのか、楽しみであり、また少々(かなり)緊張する時間帯でもある。
次回は、この「環境」について、少し掘り下げてみたい。