2026年の中学受験で2月1日の受験動向が注目された。
話題になったのは、共学校の受験者が1000人以上増加した点。
東京の2月1日の受験者数は、男子校は321人減、女子校は752人減となる一方、共学校は1058人増。
数字だけ見れば、別学から共学への流れが一気に進んだようにも見える。
ただし、今年は特殊要因も重なっている。
男子校だった日本学園が「明大世田谷」として共学化した影響や、サンデーショックにより女子学院や東洋英和、立教女学院などが入試日を2日に移動した。
昨年これらの学校を1日に受験していた層(1300人規模)の一部が今年は別の1日校へ流れたと考えられる。
実際、1日入試の女子校は約600人増えており、残りは共学校に流れた可能性が高い。
「共学人気」というよりは、むしろ、受験生の選択肢が広がり、学校選びがより柔軟になっていると見る方が実態に近いのかもしれない。
中高一貫の男子校に子どもを通わせている親として感じるのは、。男子校には、良くも悪くも独特の空気があるということ。
遠慮のない関係性、異性の目を意識しない気楽さや自由さは、共学とは異なる濃さを持つ。
もちろん、共学には共学の良さがある。
これは否定しえない。
価値観も多様化し、どの環境が合うかは子どもによって異なる。
だから、「どちらが正しいか」という話ではない。
それぞれの家庭が、それぞれの子どもに合う環境を模索した結果ということだろう。
学校選びとは、そうした時間の使い方を選ぶことなのかもしれない。