今年の灘中の算数で、「1を2026個並べた数どうしをかけた数」に関する問題が出題された。

(1を2016個ならべた数をNとし、N×Nを計算した数の右から2026番目の位と2028番目の位の数を答えさせるもの)

 

この話を聞いて、11月11日、いわゆる“ポッキーの日”に書いたブログを思い出していた。

 

 

棒状のポッキーが数字の「1」に似ている、という何気ない連想ですが、実は「1が並んだ数」は中学入試で繰り返し扱われてきたテーマ。

 

「また、出た」と思った。

 

かつて麻布では「1が12個並んだ数の約数」を問う問題があったし、


11×11=121
111×111=12321
1111×1111=1234321
といった、いわば“数字のピラミッド”が現れる計算も、その界隈では割と有名。

 

筑附では、1が10個並んだ数どうしの掛け算が出題されていた。

 

今回の灘の問題も決して突飛なものではない。

 

もし全受験生がこの手の問題に対して全くの初見だったら「超難問」あるいは「奇問」とされただろう。

 

ヒントは今まで習ったことにある可能性が高い。

 

仮に1が並んだ「ポッキーの数」(勝手に命名)の問題をやっていなかったとしても、掛け算のしくみと繰り上がりがあることをを冷静に見れば、そんなに怖くはない。

 

ひっ算したときにタテに見ると、右から2024番目の位には1がタテに2024個ならんでいて(つまりその合計の一の位は「4」)、右隣の2023番目の位には1がタテに2023個ある(だから十の位の「2」が左側に繰り上がる)、…と考えていけばいい。

 

難関校ほど実は基本に忠実なところもあると感じる(とはいえ、全体的にはものすごく難しいわけですが…)。

 

この手の問題は奥深く面白い。