なぜ子どもが難しい入試で有名な中学に合格できたのか?

 

その理由としてはいろいろ考えられますが、これだという要素を特定することは難しいと感じます。

 

たまたま、「」かもしれないです。

 

たまたま得意な分野の問題が出た、知っている問題が出た、苦手なタイプの問題が出なかった、直前に似た問題を解いていた、いつもやらかすケアレスミスがなかった…。

 

ひとつだけ確かなことは、試験当日、合格点以上の点数がとれたこと。

 

当たり前ですが、どんな天才であっても、やらなければできるようにはなりません。

 

努力していないように見えるだけで、実はものすごく努力しているかもしれません。

 

能力があっても「努力量」がなければどうにもなりません。

 

どんなに大きな数でもゼロをかければゼロになってしまうのと同じです。

 

人の能力を数値化、可視化するのは困難だと思いますが、「努力量」は目に見えます。

 

誰にとっても1日は24時間しかなく、そこから睡眠や食事、入浴の時間を除いた時間を使うしかないからです。

 

小学生は、平日は学校がありますから、登校して下校するまでの時間も差し引くと、残りは7時間前後といったところでしょうか。

 

その限られた時間をどのように使うか、その勝負だと思います。

 

かけた時間の「」だけでなく、その時間をいかに密度濃く、集中できたかという「」をみる必要があります。

 

中学受験では、やるべきことがかなり明確に決まっています。

 

特に塾に通っていれば、塾のテキストやプリントに重要なところが全て網羅されていて、解くべき過去問もあります。

 

あとはこれらをひとつひとつ潰していって、入試当日までに仕上げる。

 

ただし、範囲が非常に広くて膨大な上に、それぞれある程度深くまで理解することが求められるので、気が遠くなりそうになります。

 

効率よく楽に進む方法があればいいのですが、残念ながらそんな道は見つけることができませんでした

 

勉強するのは親ではないので、親が子どもに代わってやることはできません

 

親がやる気に満ちていても意味がありませんでした(むしろ逆効果)。

 

子ども自身がやらないといけないので、親の役割は、「どうやって乗せるか」「どうやって燃えさせるか」を考えることだったり、「習慣づける」ことだったりします。

 

親がそんなことをしなくても、自分で考えて走ることができる子もいますが、何せ、ちょっと前までは幼児だった小学生。

 

そこまで「大人のような」考え方が出来る子はとても少ないと思います。

 

我が子もそんなタイプではありませんでしたので、完全に親主導。

 

親がひたすら指示して、チェックして、フィードバック。

 

この繰り返し。

 

実際にやったのは本人なので、親が凄いわけでも何でもありません。

 

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