子どもの中学受験のため、親は多くの時間とお金を投入します。
子どものために自分の時間を使うことになります。
自分が入試を受けるわけではなく、通うわけでもない。
子どもがその学校に行かないと困るわけではない。
一方、生活するため仕事があるし、家事もある。
24時間、会社のために使うことはないので、自分が自由に使える時間がある。
自分の時間をどう使うか?
最大限、子どもの受験に使うことにしました。
塾への送迎、スケジュール管理、丸つけ、復習フォロー。
分からない問題への対処法を考える。
プリントのファイリング。
テスト対策、やり直し。
一緒に問題を考え、解説を読む。
学校や入試に関する情報集める。
問題集や参考書探し。
時間はいくらあっても足りない…。
何でそこまでしたのか。そうする必要はあったのか?
きっと親バカなんだろう。
中学受験というシステムに魅力を感じたことも大きい。
一緒に勉強してみて、例えば、社会や理科は新しい発見の連続だった。
「ああ、そういうことか」「そうだったのか」
算数は、答えが一つに決まることが明快で、解けたときのスッキリ感はやみつきになるほど。
世の中、答えがない問題ばかりだし、感情的で理不尽、人間関係が大きなウエイトを占める。
それと比べると、あまりに違っていた。
面白い世界だと思った
そんなフィールドで我が子が一生懸命戦っているのを見ると、応援したいし、自分に出来ることをしたいと思いました。
子どものために自分の中で何かを犠牲にしたとは思いませんし、後悔していません。