前回、ネガティブ思考をやめるということについて書きました。

 

子どもの中学受験に伴走した経験から学んだ教訓で、今後に生かしていきたいと思います。

 

子どもは塾のテストや模試の結果に一喜一憂。

 

志望校の過去問を解いて合格基準点や合格者平均点に達するかどうかで一喜一憂。

 

問題を解けなかったり、イージーミスをしたり、合格点に届かないと悔しがり、落ち込み、「もうだめだ」「終わった」という言葉を繰り返し、やる気を失いました。

 

親が慰めても、励ましても、できたことを褒めても、彼の心に響くことはありませんでした。

 

「すべて完璧にできる自分」しか受け入れることができませんでした。

 

それ以外は「無価値」で「意味のないこと」だと思っているようでした。

 

どうすればいいのか。

 

まずは、いい所も悪い所も、出来ているところも出来ていないところも「そのまま」「ありのまま」受け入れる、認めることではないかと思うのです。

 

たんたんと、冷静かつ客観的にみる。

 

万能感、全能感を捨てる

 

ポジティブ思考もいいんですが、「自分は何でもできる」という思いが強過ぎると、思いどおりにならなかったときに感情に出たり、「うまくいかないのは自分のせいではない」と非を認めることができなかったりすることに繋がりかねません。

 

そして、もうひとつ。

 

あるアメリカの著述家が言ってたのが、「感謝の気持ちをもつこと」だそうです。

 

毎日、自分の人生で感謝していることを書き出してみることを勧めている。

 

健康であること

 

大きな病気やケガがなかったこと

 

毎日おいしいご飯が食べられること

 

母が自分を産んでくれたこと

 

両親がこれまで育ててくれたこと

 

父母ともに健在であること

 

親はいつも子どものことを気にかけ、応援してくれること

 

親が塾に行くお金を出してくれたこと

 

素晴らしい学校に通う機会が与えられたこと

 

祖父母が優しいこと

 

仲のいい友だちがいて、一緒に話したり遊んだりできること

 

 

毎日、感謝を忘れずに生きていきたい…。