中学受験の道は長く、そして辛い。
とにかく時間とお金がかかる。
小4、小5で週2~3回、小6では週4回ほど塾に通い、お金も最初は年間50万円程度だったものが、最後の方では軽く100万円を超えてくることも…。
これから迎える夏場は最も過酷で、夏期講習で丸一日授業の日が続き、塾がない日も終日、自習室や家で勉強…。
これほどまでに時間とお金をかけてしているのに、子どもの方は、乗り気でない、やる気が起きない、危機感がない、ノンビリしている、気分転換といいつつダラダラ過ごしている…。
親として平常心を保てるでしょうか…。
10年位前にはやった、「いつやるか?今でしょ!」というフレーズがあったが、結局のところ、これしかないような気がする(あまりにベタですが…)。
「気が乗らないから」
「まだ時間あるから」
「準備が出来ていないから」
「今日は暑いから」
「疲れたから」
着手しない理由はいくらでも見つけることが出来ます。
「時間は永遠にないんだ、とっととやれい」
声を張り上げ、子どものお尻を叩いていました。
人から言われてやるようじゃダメ、自分から始めないと。
その時は子どもに対してそう思っていました。
でも、ちょっと待った!
そう言う自分自身、先延ばしにしてきたことはなかっただろうか?
以前から「いつかやる」と思っていて、全然特別な事ではないのに、なんとなく億劫で実行できていないこと。
「まだ時間あるし、いつでもできるし」
そう思っていると、永遠にやらないですね…。