19世紀に、イギリス人のサミュエル・スマイルズという人が書いた、「自助論」という本がある。

 

「天は自ら助くる物を助く。」で始まる一節は、聞いたことがあるかも知れない。

 

温故知新というか、改めてその本に書かれていたことに感じるところがありました。

 

勉強は受験のためではなく、志望校に入ったら、あるいは社会に出たら関係なくなるわけではない。

 

一生続くものだと心に留めたい…。

 

誰かから一方的に教えてもらうもの、でもないですね。

 

会社の仕事なんかも全く同じですが、

 

以下、自分自身の備忘と自戒の意味も込めて、ブログに掲載します。

 

 

人間の優劣は、その人がどれだけ精一杯努力してきたかで決まる。怠け者はどんな分野にしろ、すぐれた業績を上げることなど到底できない。骨身を惜しまず学び働く以外に、自分をみがき、知性を向上させ、ビジネスに成功する道はない。

 

 

最大限の努力を払って勤勉の習慣を身につけなければならない。それさえできれば、何ごとにおいても進歩や上達は目に見えて早くなるだろう。

 

 

単なる知識の所有は、知恵や理解力の体得とは全くの別物だ。知恵や理解力は読書よりもはるかに高度な訓練を通じてのみ得られる。

 

 

他人から押し付けられた教育は、自分で熱心に努力して得たものほど身に付かない。自らの汗と涙で勝ち取った知識だけが、完全に自分の所有物となる。自分自身が勉強すれば、その内容についての印象はいつまでも鮮明に残る。人から与えられた情報とは違って脳裏にはっきり刻み込まれる。このような自己修養は、同時に新たな学問への情熱を呼び起こし、それを強める。一つの問題を解けば、それが次の問題を征服する励みとなり、知識は次第に実際の用を足すものに変わる。要するに能動的に学ぶ姿勢が肝要である。