子どもの中学受験に伴走していました。
受験が終わり、周りの知人から
『中学受験をして一番良かったことは何?』
と聞かれたら何と答えるだろうか。
息子が○○中に受かったこと?
そうじゃないですね。
なぜなら、受験したのは親ではありませんから。
子どもにとっては一番よかったことかもしれませんが。
もちろん、親としては「自分のことのように」素直に嬉しい。
でも、自分自身が受かったわけではないし、その学校に通うわけでもないので…。
本屋で中学受験関連の本を見ていたら、子どもが開成中に合格した、ある親(父親)は、
「中学受験を通じて息子と仲良くなれたこと」
だと書いていました。
自信もってそれが言えるところがスゴイ。
よっぽど出来たお子さんと人格者の親御さんなんだろうなと思います。
ウチはずっとイライラ、ヤキモキしっぱなしで、声を荒らげたことも何度もありました…。
テスト結果に一喜一憂していましたし。
かなり入り込んでいたと思います。
子どもと苦楽を共にした3年間でした。
親の人生の中でも、おそらくこのような形で子どもと一緒に取り組むイベントは最初で最後、2度とない気がします。
その意味では、この経験こそが貴重な時間であり、得難い「宝物」だったと思えます。
いろいろあったけど、楽しかったし、学ぶことも多く、自身の未熟さにも気づけた。
今は感謝したい気持です。
Noteでも情報発信しています。
(親子で中学受験に挑んだ3年間の激闘の記録)