先日、「コスパ最強の学歴」についてブログで取り上げました。
学歴を逆算する起点になるのが、「入社したら高い年収と社会的信用が得られる会社」。
その会社に入るために…
日本には大企業から中小企業まで実に様々な会社があり、一口に「いい会社」と言っても答えるのが難しいです。
就職活動中の大学生の親に聞いたアンケートでによれば、「子どもに働いて欲しい業界」トップ3は、公務員、商社、医療だそう。
公務員について大学別ランキングを取り上げても面白味がないので、独断により、商社について取り上げてみたいと思います。
商社というのは、伊藤忠商事とか三井物産とか、そういう会社群ですが、年収が高く(平均で1600~1900万円)、グローバルにバリバリ仕事して、スマートでおしゃれなイメージ(あくまでイメージです!)。
知り合いもいますが、本当にいろんなことをやってるようですので、結局何の会社なのかよくわかりませんが…。
5大商社の採用大学ランキング
伊藤忠商事、三井物産、三菱商事、丸紅、住友商事の5社合計の採用大学トップ10を調べてみると以下のようになりました(2022年は10位2社)。
<2023年>
慶應
早稲田
東大
京大
阪大
一橋大
上智
青山学院
神戸大
東北大
<2022年>
慶應
早稲田
東大
一橋大
京大
阪大
神戸大
上智
青山学院
東北大
東工大
多少の順位の入れ替わりがありますが、出身大学上位の顔ぶれは殆ど変わりませんでした。
日本はいまだに学歴社会だった!
結構驚き。
ザJTC という感じ?
慶應が断トツに多く、次いで早稲田、東大、やや離れて、京大、阪大、一橋大という感じです。
何だかんだ言って、結局学歴?
…のようにも見えます。
国立大が多いですが、私大では早慶のほか、上智と青学も入っています。
偏り過ぎでしょ、どう考えても。
ちなみにソニーだと採用大学のラインナップは、以下のようになります(2022年)。
東大、東工大、慶應、早稲田、東京理科大、阪大、京大、横国大、千葉大、名大
大学別の人数はかなり分散(拮抗)していて、商社よりもずっと多様性がある感じがします。
それでも偏差値が高い大学がずらりと並んでいるのは変わりませんが…。
これが現実…。