以前、書いたことと矛盾しそうですが、中学受験において、「苦手科目を改善」するよりも「得意科目を更に伸ばす」ことを常に優先すべきか、よくわからないこともあります。
受験に勝つためには、「入試科目合計点」で合格最低ラインを上回る必要があります。
どこで点数を上げていくか考えた場合、得意科目については、既にかなりの水準にあるとしたら、「伸びしろ」は少なく、苦手科目はそれが大きい。
結局のところ、いつかどこかで苦手科目を何とかしなければいけない。
先日書いたことは、得意科目を伸ばす過程で自己肯定感が高まり、苦手科目にも応用できるような考え方や学習の仕方が身に付いて、それを転用していくということでした。
苦手科目を「間接的に」改善していくようなイメージ。
そもそも苦手科目といっても全てが苦手とは限らないし、苦手だという「意識」の部分もあるので、そこをうまく変える「きっかけ」があれば変わる可能性があります。
子どもの気持ちというのも重要な要素です(機嫌とは違います)。
我が家でも経験がありますが、苦手科目は、そもそも向き合いたくないと思っていて、「しかたなくやる」という感じ。
子どもにはいろいろな「やる気がない」パターンがありますが、「やらされ感」からくるやる気のなさです。
それだと、「労多くして功少なし」
やっているのがただの「作業」になってしまっているので。
そんな姿を見ると親はイライラし、「そんなんじゃダメだ!」と思わず大きな声を出したくなります。
そこはぐっとこらえてアンガーマネジメント…
少しでも前向きになれるような「仕掛け」を考えてみる。
独自のポイントとかシールとか何でもいいんですが、何か出来たらもらえるシステムにするなど。
幼稚な感じもしますが、何もない中、イヤイヤ向き合うのはしんどい。
「今の過ごし方で将来が大きく変わるんだ」などと話しても、「目の前のこと」しか見えていない我が子には全く響きませんでした。
それが理解できるようなら苦労しません。
抽象的なことよりも何か最初の小さなきっかけがあるといいと思います。
そして、ちょっとでもできたことに着目して褒める。
「もしかしたら、できるかも」
そう思わせたらまずは成功。
子どもの苦手科目の克服は思っている以上に大変。
イメージとか思い込みを打破することが先決だと思います。