中学受験生に伴走した親の立場からすると、どうしたら我が子を合格に導くことができるのか、という発想をしていたと思います。
「中学受験の合否を決める9割は親の仕事」なんて言われると、「子どもの成績は親の頑張りにかかっている」、なんて思ってしまいがち。
こんな本もありました。
他の親はどんなことをやっているのか、合格した家庭では親はどう関わっていたのか、一時期気になったことがありました。
本を買ったり、ネットで情報収集したり。
自分は親としてちゃんとサポートできているだろうか…。
でも、自分は教育のプロではなく「素人」なので、何も知らないし、教えられない。
文系人間なんで、算数とか理科なんてさわってないし…。
あ~あ、バリバリ理系の親はいいなあ。
かといって、塾にプラスして家庭教師をつける余裕もない…。
そもそも親が頑張って子どもの成績を引き上げる(引き上げられる)ということにムリがある。
4人の子どもを全員東大理Ⅲに入れたという、受験界で有名な○○ママと自分を比べて、「親としてできてない」なんて考えない方がいいと思います。
「私はこうして億万長者になりました」という話と本質的に同じに思えるからです。
色んな意味でスゴイな、とは思うけど…。
既に多額の費用を投じ、子どもが「中学受験ができる状態」に持ってきているだけで、親の務めはほとんど果たしていると思いますね。
あとは本人次第。
他の家庭と比べることに意味があると思えませんが、全く参考にならないというわけでもありませんでした。
これくらいだったら自分でもできそう、とか、こうしたら子どもが安心できるんじゃないかとか、そういうことがあれば積極的に取り入れてみればいいと思います。
こんな悩みがあったけど、こうやって乗り越えたとか、うまくいかなかった失敗談の数々など大いに参考になりました。
自分と同じ考えの人がいて、やっぱり自分は間違ってないな、とか。
あとは、子どもが育っていくのを「邪魔しない」のがいいと思います。
「邪魔しない」とは、何もせず放置するわけではなく、本人が力をつけることができる環境を考えて整えることと考えます。
物理的なことに限りません。
子どもにとって、親はとてつもなく大きな存在で、そんな親から認められることは、ものすごく大きなプラスになると実感しました。
「やるね~」「すごいじゃん」「頑張ってるね」
声をかけたときの子どもの顔を見るとよくわかります。
ヨソの家を気にする暇があったら我が子のことを見たほうがいいですね。
健康面の管理とメンタル面のサポートは親しかできませんし、これが最大の支援だと思います。

