名城大学教職センター教授の竹内英人氏は、中高の数学の教員を養成しながら、子ども向けの算数教室など、幅広く活動されています。中学高校の教科書の執筆もされていました。

 

企業とタイアップして行う親子算数教室は人気が高く、次のように行われるそうです。

 

まず、教室を始めるにあたり、今日のルールは「絶対に教えないこと」と宣言する。

 

算数は答えを出すまで試行錯誤して考え抜くことで力が付くので、答えを教えるということは、それを奪ってしまうため

 


例えば、「不思議な計算」と題した授業では、次のような問題を出した。

 

36×42

 

ここで、それぞれの数の十の位と一の位を入れ替える

 

63×24

 

すると、あら不思議!

 

36×42=63×24=1512

 

なんと答えが同じ数になってる!

 

ここで問題。

 

こんな不思議なことが起きる2ケタの数を(36、42)以外に5組見つけてみよう。

 

この「不思議な計算」が成り立つ2つの数にはどのような法則があるのかな。

 

文字などを使わず、頭の中でイメージして考えてみよう! 

 

「親子算数教室」の目玉企画の1つに、「子ども先生」というプレゼンタイムがあり、何人かの子どもたちが前に出て発表する時間を設けている。

 

答えが間違っていることもあるが、決して否定せず、視点や考え方がユニークな場合はそこを徹底的に褒める

 

このプレゼンタイムでガラッと変わる子どもがいる。

 

その姿を見て、感激して泣きだしてしまう母親もいる。

 

 

素敵な授業だなと思いました。

 

我が家の息子にこの話を聞かせると、「え、どこが不思議なの?」と冷たい反応。

 

そんなこと言わないで!

 

だって、何とも不思議じゃないですか。


こんな授業は楽しそう。

 

仕事でもそうですが、プレゼンをするというのが一番その人自身の勉強になります。

 

自分で頭の中を整理し、どう説明すれば聞く人に伝わりやすいかを一生懸命考えるからです。

 

子どもにプレゼンしてもらうときに、正しいかどうかということよりも、視点がユニークなところを徹底的に褒める、というのがまたいい。


認めてもらいたい人に褒められることが一番嬉しいです。

 

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