首都圏中学受験では、私立/国立中及び公立中高一貫校が全部で300以上あり、日程が重複しなければ何校でも受けることができ、同じ学校が複数の日程を設定している場合もあります。

 

子どもの実力を踏まえてどの学校をどのような日程で組み合わせていくかは、親の考えも色濃く映し出されます。

 

専門家の意見を参考にしつつも、最終判断は親子で相談の上、各家庭でするしかありません。

 

子どもにとって最適と思われるプランを考えるのは親しかいないと思います。

 

以下で中受指導歴40年のプロの見解を紹介し、感想を述べたいと思います。

 

第一志望校は積極的にチャレンジ

小6の夏休み明けは疲れが出やすく、苦手分野に取り組む時期で成績を伸ばしにくい傾向にあるため、9月・10月の合判模試で思うような結果が出なくても、第一志望校を変える必要はないかもしれない。

 

これまで目標にしてきた第一志望を変えると、子どものモチベーションが下がってしまうことがあるし、秋以降に大きく伸びて逆転合格する子が毎年たくさんいる。

 

第一志望校はモチベーションを高く維持するためにもチャレンジ気味で良い。

 

第二・第三志望校は慎重に

第一志望校に合格できる子は、その学校を受けた人数の約3~5割に過ぎず、それ以外の多くの子は第二・第三志望校へ通うことを考えて慎重に選ぶ。

 

第一志望校がチャレンジ校となる場合、第二志望校に必ず合格することを目指す。

 

併願校は第一志望校と問題傾向が似ている学校の中から選ぶ。

 

第一志望校と第二志望校は偏差値で5から8の差くらいの学校が適する。

 

入試では、模試の合格可能性30%〜80%の子が合否を競うので、模試でよい結果が出ていなくても、今後伸びていくことを信じ、第二志望校の過去問演習に全力を注ぐ。

 

併願校パターンは2つ設定

東京・神奈川入試は、2月1日〜3日が本番、多くの場合、本命校の入試は2月1日(そこで合格したら受験終了)。

 

第一志望校がチャレンジ校の場合、第二志望校は確実に合格したいが、子どもが挑む受験に絶対はないので、併願パターンを2通り考えておく

 

ひとつは「第二志望校合格の場合」で、もうひとつは「第二志望校不合格の場合」。

 

第一志望校が×、2月2日の第二志望校の発表が当日の夜の場合、2日校が合格なら第一志望校に準じる学校不合格ならより安全な学校を受けられるように予め出願しておく。

 

例えば、第一志望校の偏差値が60で、偏差値55の第二志望校が不合格だったケースでは、第三志望校以降は偏差値45までを視野に入れる。

 

第一志望校、第二志望校と続けて不合格の場合、気持ちを立て直すことができず、強気な併願パターンだと“全落ち”の危険度が高まるので、それは避ける。

 

 

コメント

開成(受験日2月1日)の発表は3日昼で、筑駒の受験日と同日、しかも開成も筑駒も受験は1回限り。

 

開成を受ける場合、その結果をみて3日の受験を考えるという戦略はとれません。

 

2日校については、千葉や神奈川の学校が距離的に遠く、受かっても通えない場合、選択の幅が狭まります。

 

2月1日と3日で両校にチャレンジするため、各校の過去問演習に全力投球するとそれ以外のことは全くできませんでした。

 

我が家では苦手分野の強化に想定以上の時間がかかり、直前まで続けました。

 

4日以降のことは考えず、ここで決めるしかない、と腹をくくりました。

 

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