息子は負けずぎらいで、点数に対するこだわりが強すぎるといっていいほど強くもっていました。
目先のテストの点数に一喜一憂する、典型的なタイプ。
それは中学に進級した今もあまり変わっていないかもしれません。
中学受験のとき、良い点を取った時は喜び、悪かった時は半泣き状態。
小6の夏に難関中の過去問を解いてほとんどできず、大泣きしたこともありました。
親としては、当時、とても苦々しく思っていました。
「塾のテストも模試も過去問も、点数や偏差値は合否には一切関係ない」
「本番で出来ればよく、それが全て」
「今間違えたほうがむしろいい」
何度同じことを言ったかわかりません。
当時は子どもの未熟さばかりに目がいっていましたが、今から思えば、彼の負けず嫌いなところと点数への強い拘りこそが合格への道を開いた要素だったかもしれないという気がします。
点数に強くこだわっているからこそ、それを下回ると悔しくて仕方がないわけです。
点をとりたい一心で取り組んでいました。
毎回毎回が真剣勝負になります。
一方、
「できれば次のテストで4科で350点くらいはとりたい」
「できれば難関中に受かりたい」
できればこうなりたいな、というのは希望的な観測に過ぎません。
その程度では全く届かないと思います。
「次は絶対に、○○点取る」
「絶対に、○○中の入試で合格点を超える」
誰よりも強く思い、努力を続けることで実現できることがあると思います。
傍から見ると、近視眼的で、心に余裕がないように見えるかもしれません。
自分自身も、ねじり鉢巻きや精神主義のたぐいは全く好きではありません。
でも、開成や筑駒のような学校は、「狂」が付くくらいの気持ちで勝負しないと受からない学校なのは確かな気がします。
「母親の狂気」ではなく、試験に臨む本人の「覚悟」が必要だと思います。
普通にやって受かるのはごく一握りの天才だけだと思います。