中受専門家の方が言っていたことを検証したいと思います。
『正答率40%程度の問題をしっかり正答できるようにすれば、「偏差値60の壁」を越える』
以前、息子が通っていたサピックスのオープン模試(合格力判定)の過去データを確認したことがありました。
算数は150点満点で、大問が6~7、小問が全部で30問程度という構成になっているパターンが多いです。
難易度に応じて30問の問題を分けると、
①計算問題や基礎的な文章題(正答率60%以上)が15問程度
②少しひねった応用問題(正答率15~60%)が10問程度
③発展的、特有な問題(正答率15%未満)が5問程度
という構成で、平均点(偏差値50)が80~90点(16~18問正解)程度。
②の応用問題のうち、正答率40~60%が10問中5問程度含まれます。
偏差値60に届くには、①の計算と基礎問題がほぼ完ぺきにできていて、②の応用系が半分以上、7割程度は取れている必要があります(点数的には110点前後)。
正答率40%以上の問題は確実に取り切る必要があります。
その意味では大きく間違っていませんが、正確には、『40%程度の問題』がしっかりできるだけでなく、正答率60%以上の問題を間違えないようにしなければなりません。
基礎が完全に固まっていることが大前提だと思います。
「100―偏差値=正答率」という式
例えば偏差値50の受験生の場合は「100-50=50(%)」で、正答率50%の問題を誤答しないようにする。
偏差値63の受験生は、正答率37%以上の問題を必ず解けるようにすると、偏差値の上昇が期待できるという。
一見、めちゃくちゃな式ですが、実際にあてはめてみると妙にしっくりくるところがあります。