現在中1の息子が中学で英語を始めたこともあり、最近、英文に触れる機会が増えてきました。
All the students attended the class.
(全ての生徒が授業に出た)
という例文がありました。
この文の否定はどうなるか。
日本語で考えると、何となく、「すべての生徒が授業に出た」の否定は、
「すべての生徒が授業に出なかった」と思ってしまいそうです。
そう考えると、
All the students did not attend
the class.
という英文を書いてしまいます。
よくある間違いかもしれません。
英語って日本語と発想が違うんですよね…。
All the students attended the class.
を否定するのは、頭に Not を付けるだけ。
ものすごくシンプル。
最初に立場を明らかにするわけです。
Not all the students attended
the class.
全ての生徒がその授業に出たわけではない。
英文法をやると、全否定か部分否定か、というのがありますが、部分否定です。
なぜそうなるのでしょうか。
もとの文に戻ると、「すべての生徒がその授業に出席した」ということは、生徒は全員出席。
欠席者ゼロ。
これを否定すると、欠席した生徒がゼロではないことになります。
つまり「誰かが欠席していた」
全員欠席ではありません。
Some students did not attend the
class.
と同じことになります。
some は肯定文、anyは否定文、と習うので、上の文章は変な感じかもしれませんが、部分否定のときは例外。
全員出席の否定が、誰か(ある人)が欠席、という発想が英語的だと思います。
この英語の考え方は、算数や数学と共通しているところがあるような気がします。
例えば、中学から習う代数では、文字式が出てきます。
3x-1=2
このxには、特定の「ある数」(ここでは1)が入ります。
いわゆる方程式です。
これに対し、
3x-x=2x
という式の場合、xにどんな数を入れても成り立ちます。
つまり恒等式です。
先ほどの英語のall(すべて)に対する
some(あるもの) のような構造になっています。
全ての場合に成り立つのか、ある場合にしか成り立たないのか。
あることがらを否定したときに矛盾が生じれば、あることがらが正しいと証明できます。
集合と補集合の関係も一種の否定。
英語を勉強して英語的な発想を身に付ければ、算数・数学も出来るようになるのではないかという気がしています。
数学は西欧で発達したものだから当然と言ってしまえばそれまでなのですが…。
我が家の中学生は英語を頑張って欲しいです。