我が家は2022年2月に息子が中学受験しました。
中高一貫校は、単に大学受験の勉強をする場所ではありません。
一生付き合うことができる仲間と巡り合い、互いに刺激を与え合い、高校受験で中断されることなく、密度の濃い時間を過ごす場所だと思います。
こうした6年間を過ごす場所ですので、「居心地の良さ」が最重要という点、また、子どもにとって、どの学校が「居心地がよさそうか」は、本人の性格や思考・行動パターンを熟知している親しか判断できない、という点に同感です。
学力レベルが高い=居心地がいい、かどうかはわかりません。
学校の中でも学力レベルには大きな差があるはずですので、その中で外れた位置にいるとあまり居心地がよくないかもしれません。
塾は、しょせん合格実績を積み上げることが目的なので、あてにはなりません。
志望校となる候補を調べ、選択肢を絞りこむのは親の役割が大きいのかなと思います。
小学生が自分で調べていたらそれはそれですごいことですが…。
「タケシ(息子の名前:仮名)の場合、こういう環境の方が合っていると思う」
「この学校はこういうところがあるから、タケシにはあまり合っていないと思う」
「むしろこっちの学校の方が、タケシがやりたいことが自由にできそう」
「この学校はよさそうだけど、遠くて通いづらい」
我が家ではこんな話を息子によくしていました。
いずれにしても、学校に通うのは本人なので、最終的には本人がきめることだと思います。