当ブログで、前回、前々回と、親の年収や学歴と中学受験の相関について述べてきました。

(→ブログ記事「親の年収と中学受験の相関」はこちら

(→ブログ記事「親の学歴と中学受験の相関」はこちら

 

 親の年収が高く、学歴が高ければ、子に中学受験させて私立中高一貫校に進学させる割合が高い傾向があることはデータ上では確かなようです。

 

 中学受験は、教育熱心な親が、お金をかけて塾通いさせ、家庭教師や個別指導もつけていけば難関中学に合格できるという「課金ゲーム」のようなものなのでしょうか。

 

 私自身、2022年2月に中学受験した息子の受験勉強に3年間付き合い、中学受験にどっぷりとはまってきました

 

 確かに、学年が進むにしたがって塾(我が家はSAPIXでした)にかかるお金はドンドン増えていきます

 

 塾の通常授業に加えて、夏期や冬期の講習や特訓講座もほとんどがセットになっていますし、またオプションのものも半強制的に参加する雰囲気だったので、学年が進んで行くにつれ、学校の休暇期間中やGW、お盆、年末年始もとにかく塾漬けとなっていき、雪だるま式にお金がかかる仕組みです(小6の塾代は小4の倍以上かかります)。

 

 また、少しでも使えそうな参考書や問題集などがあれば、金に糸目をつけず次々と購入していきました。

 

 コロナもあったので、受験関係の本はインターネットで買うことが多かったですが、実際に実物を見て確認するため、本屋には本当によく通いました(親向けに書かれた中学受験に関する本はほとんど立ち読みですが)。

 

 塾(SAPIX)の場合、家庭学習自体が相当ハードなのでやり方を含めて何らかの外部フォローが必要ですし、志望校に特化して対策や強化をしたい場合もあり、家庭教師や個別指導、あるいは部分的に塾の掛け持ちといったオプションもあると思いました(実際には利用しませんでしたが)。

 

 一方で、本人のやる気のない状態や興味が持てないものにいくら外から働きかけても全く響かず、効果がないことは飽きるほど知らされてきました(何回か当ブログでも書きましたが、我が家の場合、本人が苦手意識を持ってしまった国語がその典型でした)。

 

 たとえどんなに資金をつぎ込んでも、「馬を水辺に連れていくことはできても、馬に水を飲ませることはできない」と思います。

 

 年収/学歴と中学受験の間に強い相関があるのは事実ですが、だからといって、お金をかけることによって、あるいは親が有名な大学を出ているから子供を国立・私立中に入れることができた、ということは言えないと思います。

 

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