SAPIXに3年間通った中学受験生の伴走者として思う、その一番の特徴は、教材力、カリキュラムの質の高さです。
そしてそのカリキュラムは、授業だけでは完結せず、家庭学習(復習、塾から指示のある課題設定)がメインになっています。
授業中の理解度には個人差がありますし、科目別の得手不得手もあります。
家庭学習においては、どれくらいの時間をかけてどこまでできるか見極めながら知識を整理し定着させることが必要です。
重要な点は、SAPIXの教材は、男女御三家といった難関校合格をターゲットとしてつくられているということです。
フルスペックで用意されているので、各自の状況に合わせて取捨選択していかないと回らなくなります。
以前、SAPIXの授業の補習を行う塾があったり、家庭教師をつけてフォローしている、という話を聞いて、何のために塾に高いお金を払っているのかと不思議でした。
毎週ドンドン増殖するプリントを見て、確かにこれを自分で管理してそこに書かれていることを身に着けて使えるようになれば難関校に合格するのだろうな、でもそんなことができる小学生はきっとものすごく少ないだろうな、と思いました。
我が家の場合、授業がない日と週末に時間をきめて復習にあてるサイクルをつくり、4年生のうちは4教科とも家庭学習は、ほぼSAPIXプリントのみでした。
本人は、塾は学校と違って先生の教え方がうまいし話しが面白い、と結構好評でした。
塾の復習や、マンスリーや組分けといった定期テストの対策については、親が直接関与し、サポートしました。
今では介入し過ぎだったと思いますが。
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中学受験の3年間の激闘を資料にまとめて上梓しました。
息子の中学受験に伴走した3年間に考えたこと、実践したことを、率直に、ありのままに、具体的に書きました。
参考になりましたら幸いです。
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