(1177回)


久々に
果樹の剪定を
行った

通常切った枝木は
山の一ヶ所に
集めて腐らせていた

しかしながら
今回は枝木の量が
多く


とても
腐らせて
腐葉土化するまで
待てそうにない


近頃
法律が変わり
そう簡単に
庭で枯れ枝を
燃やすことができない

しかしながら
農家が
枯れ草を燃やすことは
許可されている

そうは言っても
大量の枯れ枝に
火を付けたら
どうなるか

そのくらいのことは
理解できます

少し考えて
見ました

一度には大量に
燃やすことは
できませんが

煙を出さずに
燃やす方法が
あります

煙が出なければ
大きく問題に
ならないと思います



それは
ロケットストーブ
です

物を燃やすと
通常煙が出ます

この煙を出さずに
物を燃やすのが
ロケットストーブです

一度燃やすと
凄い勢いで燃えます

物が燃えると
燃焼ガスが出ます

これが
目に見える
煙です


この燃焼ガスを
再度燃焼させて
つまり二次燃焼を
起こして

煙を出さずに
完全に燃やす訳です

通常のゴミ焼き
ストーブと
少し構造が変わります

煙突に細工をして
上昇気流を
起こさせて

自転車競技でよくやる
ドラフト現象を
起こさせます

煙突からは
炎は見えますが
煙は出ません

この吸引力は
煙突の長さと
煙突の温度で決まります

明日日曜日なので
耐火煉瓦を購入して
試作してみます

火のないところに
煙は出ない

ところが
火があっても
煙は出ない

ちょっとした
工夫ですね

谷口薫