山陽女子短期大学
 臨床検査学科


臨床検査技師を目指す
高校生のための


仁助先生のブログ

No.64

遠心機


祖父さん顔今日は

実はわしの誕生日じゃ

なんと66歳なんじゃ

早かったなあ!


あっという間じゃった

中学生の時
50年も前の話じゃな

親父が手伝ってくれといったので

日曜日

病院の検査室で

手伝ったことが

今の仕事に繋がっていたんじゃ


昔の遠心機には

冷却装置はついとらんかった

遠心機



遠心機の周りに

ステンレスの鉄板で

溝を造り

その中にを入れ

水をいれ

遠心機を冷やしていたんじゃ


よく覚えておるんじゃ

親父が言っていたことも

覚えておるんじゃ


「遠心機を回すとが発生する

ので

を使って冷やすんじゃ!」


何で冷やさんといけんかは

この仕事について

初めて分かったわい


その後

フィブリン平板を作るのを

手伝わされた記憶があるが

親父が

子牛のフィブリノーゲン液を

ピペットでシャーレに入れると同時に


わしがカルシウム溶液(?)
よく覚えとらんのじゃ

を吹き込んで

親父がシャーレを

回しよったわ


すぐに平板は

固まったような気がするが

トロンビンじゃったかのう?


もう

忘れたが

今思えば懐かしいのう

与吉顔そのときから

血液の分野に進む

予感がありましたか?

祖父さん顔まったくなかったな

でも

後になって

プラスミンの

フィブリン平板溶解法

ということが分かったわい


昔話はこれまでとして

この二次止血

最終反応

フィブリン形成なんじゃ


与吉顔はい!

凝固機序で聞いた

カスケードですね

カスケード

(病気がみえる 5 血液 より)


祖父さん顔凝固の終わりを

フィブリン形成

としているのじゃ


このこと

大事なので

しっかり頭に入れておきなさい


続きは

またじゃ!


今度はすこし詳しく喋ろう


よっしゃ!

今日は

ここまでじゃ



・・・・・・・・・・・・・
元気の出る
 やる気の出る
楽しい大学


臨床検査技師を目指すなら

広島県
山陽女子短期大学 臨床検査学科