山陽女子短期大学
 臨床検査学科


臨床検査技師を目指す
高校生のための


仁助先生のブログ

No.60

凝集

祖父さん顔今日は

血小板の凝集能について

話そう!

与吉顔先生今日は
記念すべき60回
です


祖父さん顔そうか

いや!

よく続けているよな


与吉おまえも根性あるな!



血小板凝集能とはな

血液中を流れている

血小板同士が凝集することを

言うのじゃよ


顆粒から


色々な物質を

放出することを言うんじゃ


与吉顔はい!


祖父さん顔前にも話したが

内皮下組織に粘着した

血小板は


イノシトール三リン酸(IP3)や

G蛋白などの


second messengerが増加し

細胞内蛋白のリン酸化や

細胞内Ca濃度の増加が起こり


その結果

血小板活性が起きるんじゃ


そうするとな

細胞内にある顆粒の内容物が


細胞外に放出されるんじゃ

与吉顔はい!

祖父さん顔α顆粒

濃染顆粒

あったじゃろう?

中には

α顆粒

濃染顆粒



これらが入っとるが

このADP

血小板細胞膜蛋白である


GPⅡb/Ⅲa複合体


構造変化を起こさせるんじゃ


与吉顔はい!


祖父さん顔そうよのう

このADP

GPⅡb/Ⅲa複合体

フィブリノゲンの受容体

変化させるんじゃ

すると

血小板は

フィブリノゲンを挟んで

つぎつぎと

凝集が起きるんじゃ

凝集



与吉顔はい!

血小板血栓ですか?

祖父さん顔そうじゃ


一次止血

言うのじゃ


なかなか面白いんじゃろう!

与吉顔はい!


血小板の働きが

分かる様になりました

祖父さん顔そうか!

この基礎の部分を

しっかり頭に入れとくと


血小板

病気が見えてくるぞ!


よっしゃ!

今日は

ここまでじゃ



・・・・・・・・・・・・・
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