そういえば、小説の内容についてこのブログでふれて無かったので今更ながら書きます。


光の中で雨がふる

15歳の女の子、来栖鳴子が冒頭公園で髪を黒く染めているシーンから物語は始まります。
そして、彼女は捨て身の様な決意を胸に旅に出ます。
彼女には特殊な特技がありました。
3秒ほど見つめた光景を頭の中で写真のように残す事ができました。
彼女はその特技のせいで、幼少の頃無意識に母親を追い詰め、家庭を崩壊させてしまいます。

人の心にこびりつく、自己愛という感情。
それが、彼女には全ての悪の根源なのではないかと考えるようになり、それに決着をつけるために彼女は旅にでたのです。


ざっとあらすじを書くとこんな感じです。
シリアスで哲学的で暗そうに思うかもしれませんが、そういうシーンは全体の2割程度に抑えてあるつもりです。
鬱鬱としたの僕が好きじゃないんですよね。
栄養も大事だけど味も大事。
カフカの変身の解釈をメインに宣伝はしてますが、かなり後半にならないとでてきません。
そもそも変身の解釈なしでも読める書き物にしないと意味がないなとずっと思ってました。

現在方々手を尽くして宣伝しているのですが、今のところ手ごたえさっぱりです。

ただ、私の解釈を聞いて不条理だと言い張るのはほぼ無理だと思ってますので、いつか世界は私を認めると思います。

少し余談なんですが、昔私を世話してくれた人が言ってくれた言葉なのですが、どんなに仲良くなっても政治と宗教の話はしたらいかん。
という事を言ってくださいました。
つまるところ、自分のアイデンティティになっているもので意見が食い違うとあとは戦争するしかなくなる。ということです。

はっきり言って、カフカを好きだと言う人のほぼ100パーセントがカフカ不条理教の信者なんですよね。
100年言われ続けている事で、尊敬するナニナニ先生もそう言ってるってヤツです。

そうなると僕は100年人類を守っていた壁を蹴飛ばしにきた超大型巨人なわけですよ(笑)

まー、冗談はさておきね。正義か悪を分けるのが仮に数であるならば僕は悪であり、平和を脅かす侵略者なわけです。
超ロマンですよね(笑)
みんなも一緒に世界征服しようぜ!