今から丁度1年前の話。

玄関入って正面のドアに長めの暖簾をかけている。

去年の10月頃
まだ暑いので暖簾のかかっているドアを開けたままにし ドア側を向いてダイニングの椅子に よく腰掛けてた。

玄関に続く廊下に足が見える。

その娘はふくらはぎ中間位の丈の白いワンピースを着て素足勿論 この世の娘ではないので足もワンピースも透けている
暖簾は159cmの月見酒のひざ下位の長さ

暖簾の下から足だけ見えているがそこから上はない。見えないけど分かる。

その娘の足は 毎日現れる。歩く時もあるが大抵は暖簾の前にじっと立ってるだけ。

これは知らせだ。そう思ったので母に足元には重々気をつけるよう言いった。

その娘は 1ケ月以上居た。

そんな ある日。
母は とうとう足の骨にひびが入る怪我をし1ケ月入院する事になってしまった

母も退院し 後は自宅でリハビリとなり月見酒もホッと一息

そんな日々の中。
そういえば あの娘は…。

もう 現れることはなくなった。

やはり あの娘は母の足の事を知らせてくれていたのか? それとも あの娘がいたから怪我をしたのか…?

今日 また うっすらと あの娘の足が見えた…。