9/12昼公演、千穐楽を観劇しました。
9/7の初見と比較すると格段に良くなっていて、感謝と感動で思わずこれからドリボの名曲に名を連ねるであろう
「DREAMER」を歌ってしまいます。
が、やはり王子チャンプ役の2012以来初の納得出来ないドリボであることには変わりなくモヤモヤも消えず・・・。
お芝居、ダンス、歌、全てにおいて表現力が信じられないぐらい増した宮玉千に、安心出来る実力派ユニットを
付けてあげたかった。
3人と宝塚のお二人がいないシーンは正直ストレスとの闘いで、お金を払って舞台を見ているという感覚が全く
なくなります。今まで誰が出ても観劇が苦痛だなんて感じたことはなかったのに。
ベンチシーンも3人のアドリブもオープニングの登場シーンも、この作品の顔として削られるべきではなかった。
HiHiのために追加した物語と今までの繋がりの融合が端折られ過ぎで上手くいっていない。
HiHiの出番を増やすために格下げされたチャンプチームの扱いが過去最高に悪い。
ダンスの迫力不足を補うためにここでも女性ダンサーを使うのね?な場面も。
3人の物語の描写が足りなすぎる。HiHiの出演時間が一番長い。長すぎてこちらの忍耐力が追いつかず。
すの佐久間君が宮っちのソロ曲踊れますとブログに書いてくれていたけれど、仮にすのバックだったらと
妄想すると、ドリボ2018の完成度は気が遠くなるほど高いものになっていたでしょう。
マダムの新曲ももしwith宮千でバックがらぶのダンスだったら、恐ろしい程の伝説曲になっていたのでは・・・。
絶対らぶが出るはずだったはず。。らじらーがある安井君以外、今年は誰も来なかった。
東京ドームでは玉森愛を爆発させていた長妻君、どんな思いで9月を過ごしていたのかな。
いくらなんでもHiHiとユニットが出来たばかりの侍だけでドリボを乗り切ろうだなんて、世間の常識が通用しない
ジャニー舞台班でもおかし過ぎるもの。
滝沢歌舞伎、少年たち、ドリボと今年のジャニー管轄舞台班のブレない方針はお芝居を削ってもショー主体、
HiHiと東京B少年のゴリ押しで、この3作品全てで徹底しています。
滝沢歌舞伎になぜHiHiが顔出し?少年たちになぜB少年?
僕たちの方が美少年だとケンタッキ―に突っ込まれ・・・その通りですね。顔面偏差値も高くありません。
他の作品のことはさておき、この悪条件が出揃った中でお芝居を見せたいという意向をドリボ2018に反映
させた座長と宮千のチームを引っ張る姿に涙・・・。
けれど思う存分とことんお芝居をメインに出来ていたら、そのためのキャスティングが可能だったら、とんでも
ない傑作が生まれていたはずだったのに。(さなぴーのお芝居が見たい、高田翔君も入って)
JUMP座長を一年でクビにしたジャニワ、しょりたんと平野紫耀で世界が回っているジャニアイそしてハピアイ、
これで帝劇を二ヶ月占拠しているなんて信じられない。腰痛がひどくなる、寝てしまう、ヲタク以外は絶対観劇
出来ない、演者のモチベも上がらない、信じられないほどつまらない舞台。
これを喜んで作っているおじいちゃんには、自分が日本の演劇界にもたらした功績を、ドリボこそが、ジャニーズ
舞台でお芝居を魅せることを信条にしているスぺオキではない玉森座長こそが後世に残してくれるということ
が死ぬまでわからないだろうな。
みっちーはわかっていたと思います。藤北ではなく王子を座長にして、宮千を付けることもみっちーが決めたと
思っています。ジャニーズの舞台に興味なんてまるでない一般層も帝劇に呼び込み、アイドルのキラキラと
美しさ、儚さ、華やかな歌とダンスに親子の葛藤、友情、裏切り、大人の鑑賞に堪えうる人間ドラマの陰影、
宝塚+ジャニーズミュージカルの迫力。
個人的には美しいフライングを少し残して貰えれば、アクロバットも仮面の世界も無くても構いません。
登場人物の喜怒哀楽に感情移入出来る物語の質をとにかく高めていって欲しい。
玉森座長なら出来るし、宮玉千にしか出来ないでしょう。でもその価値をわかるスタッフが誰もいない。
キンプリが泥船の最後のあだ花だし、キンプリの下のゴリ押し対象がHiHiと東京B少年しかいない時点で
終わってる。本当に残念ながらお芝居のセンスを1ミリも感じません。
亀梨和也ばりの濃いメイクや千穐楽のデビュー発言も、死ぬほど働かされている環境には心から同情はする
けれど、今ちやほやされているキンプリの面々の言葉と同じく村の中の感覚しかない、一般の世の中から
見えている自分達の姿が全然見えていない印象。
今技術的に下手でもダイヤモンドの原石なら輝く光のかけらがこちらにも必ず見えるので。
Jr.界隈はユニットとしての実力は折り紙付きなのに華が無いすとすの、トラジャの舞台班ふぉ〜ゆ〜予備軍と
ゴリ押しされるJUMP、セクゾ、キンプリ予備軍の二極化で、しょうれん以降は顔面偏差値もスター偏差値も
下がりっぱなし。
圧倒的なパフォーマンスのユニット力に藤北に挟まれたセンター玉森裕太というスターが見出されたキスマイ
は奇跡のグループなのです。ダンス、アクロバット=ニカ千、アニヲタ⇔王子様宮っち、俳句⇔音痴=師匠、=舞祭
組のキャラ立ちまでも加わって。
個人的に玉担としては数年前から書いている通り、ドラマや映画作品に恵まれればドリボは卒業でも構わない。
でも千穐楽のローリング玉23回の気迫、ダンスもお芝居も更にこれほど上手くなるのかと驚いた正に最強
チャンプのケント、こちらもカッコいいソロ曲と一人語りのクオリティーを上げて来たトシヤ、3人共ビジュアル
偏差値も当然過去最高。みんなが憧れているドリボという舞台作品をどれだけ大切に思っているのかが
ヒシヒシと伝わってきました。続けられるなら続けさせてあげたいけれど、何の決定権もない・・・集客力には
貢献出来てもね。
まあこれもこれからのキスマイの行く末と同じく、全てを天に委ねて今出来ることをやるだけ。
ユウタ、ケント、トシヤの強い強い絆をこれほど感じたドリボはありませんでした。
物事が思い通りに進まない苦しい時は、一緒に走り続ける仲間と一層思いを一つに精一杯努力する。
3人の背中が伝えるドリボのメッセージを糧に、応援頑張ります。素晴らしい舞台を、努力の結晶をありがとう。