その後
けろ之丞と 囮捜査を行った けろ盛の活躍により、
右議政(ウイジョン=実権No.3)が、10年以上かけて企てた 【偽世子擁立計画】が明らかとなり、
偽歴史書編纂に加担していた 現 大堤学(テジェハク)も、義禁府(ウイグムブ=政治犯などを調べる部署)に拘束された。
世子(=皇太子 ) が偽物と明らかになり
手柄を立てた けろ之丞も無罪放免となり、将来的に 忠の役に立つ為と、義禁府の要職に就くこととなった。
しかし、
しかし、その肝心の 忠は
再三、
ありがたい王命をいただきながら、
その王命をずっと、 拒み続けていた。
けろ盛 「忠、おいおい どうするつもりだよ?」
忠「ん?」
けろ盛「王様の命に従わないつもりか? 反逆罪で しょっ引くゾ!?」
忠「職権乱用はんたーい(^^)」
けろ盛「おいおい(^^;;なんか ケホヨンに似てきたんじゃないか?あいつ、まだプンプンしてんのか?」
忠「あっはっは!」
けろ盛「さっき、ケロー尚宮に聞いたが、あんなに今まで 『はひー忠様ー!」ばっか言ってた奴が、生意気な口きいてるんだって❓❓ オイオイ💦まさか、ケホヨンが反抗してる間、王命を受けないつもりじゃ無いだろうな?!それじゃー、ケホヨンの思うつぼじゃないかよー!?」
忠「ぷぷぷぷぷー」
けろ盛「おい、忠聞いてんのか?、、もー!」
忠 (^^)
(その頃 水刺間=スラッカンでは)
ケロー尚宮「今日も 日勤だったのに、残って掃除してくれてたのか?ありがとなケホヨン!掃除はもういいから、一つ頼まれてくれないか?」
ケホヨン「はひー、尚宮様」
ケロー尚宮「急ぎ、テビ様(皇太后」のところに伺わなければならなくなったんで、
ケロー尚宮「すまんが、最高尚宮様の夕食を届けてきてくれぬか?」
ケホヨン「はひー!喜んで🎵」
ケロー尚宮「そうか🎵スマン!助かった!」
頭を下げて、尚宮を見送ったあと
ケホヨン「ギャッ!!しまった!今 、忠様とケンカ中だったーー!!うーん今思い出したよーーー!!」 ⬅ケンカでは無いw
ケホヨン「ま 、しゃーない」
と、とぼとぼ歩き
忠の部屋の入り口までやって来ました。
けろ盛「なあ、忠。お前が王命を拒んでいるのはケホヨンを一人前にしたいからなのか?」
けろ盛「なあ、忠、、、 ケホヨンに情が移ったのはわかるが そもそも、
そもそも、最初の方は、お前の変わらぬ志からきたものじゃ、ないのか?
小さな頃からのお前の夢、
この国に生きるものが皆、貧富の差はあるかもしれないが、
一人一人が幸せに暮らせる為、この国の為に働きたい。、、、って。
一人一人が 、笑って暮らせるために、都の治安を安定させたい!って。
だから、不幸な身の上だったケホヨンを最初からお前は 、ほっとけなかった、、、、、そうだろ? 忠 。ケホヨンだって、今はまだ子供だから理解出来なくてお前を恨むかもしれないが、、、、うん、、、、ケホヨンなら、いつかきっと、わかってくれるさ!」」
忠「、、、ああ………。」
ケホヨン「…………。」
忠「、、、けろ盛、、、、、、このまま、王命を拝命して、民の為に働いても、、、、、、身内の様に思っているケホヨン一人幸せに出来ないで、民に何ができるんだよ、、って 、思ってしまうんだよ。」
けろ盛「気持ちは分かるが、ケホヨンが一人前になるのを待ってたら、お前、もう定年じゃないかw」
けろ盛「ケホヨンの面倒だけで、終わっちまうぞ!!それはそれ、って、割り切らないといけないんじゃないのか!?」
忠「わかってるんだ、わかってるんだよ 、、しかし割り切れない、 、、」
ケホヨン「……………。」
けろ盛「なあ、忠、、、。今は、まだ、王様が、お前との根気比べを続けでくださっているからいいが、、、
こんなありがたい話はもう二度と ないぞ!!
王様が、根気比べを辞めて、王命を取り消されたら、二度と、朝廷に出仕できんぞ?!後悔するぞ、必ず。、、、、、、それで、いいのか?忠!!」
ケホヨン「…!!」
ガタガタガタッ!!
忠「なんだ❓
けろ盛「誰だ!!!!!!!!
外へ出る けろ盛。部屋の入り口に、食事が置いてありました。
けろ盛「あっ!もしかしてケホヨンじゃ❓、、、
忠「今日は日勤だから、違うだろう。それに今プンプン丸だから持ってこないさ(笑)」
けろ盛「そうか、、、。ごはんも来たことだし、今日はこれで帰るよ、忠。また来るからな!よく考えとけよ!」
忠「ああ(^^) ありがとう けろ盛。」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
そして明くる日の朝
忠の元に、
王様からお呼びがかかった。
忠「王様、参上仕りました。」
王様「おー、忠!よく来た🎵すまないな!」
忠「とんでもございません。」
王様「………実は 昨夜 、、、
王様「、、、そなたに 拒否されても、王の権限で 、大堤学に任命しろ!と言いにきた者がいてなあー🎵」
忠「えっ?!」
王様「正確には 、プププ🎵
忠「❓」
王様「正確には【テジェジェジェ】に任じろ!と、な!ぷぷぷ🎵ちゃんと、テジェハクと言えないのに、一生懸命【てじぇじぇじぇ】を連呼wwwwwそのうち、ちゃんと言えないからなのか 、
、、、、、忠が居なくなるのが辛くてなのか、、、、
、、、、、ワンワン、、泣いてしまってなー。
忠「えっ。、、❓、、、 、、、、、、もしや、、、、、、、」
王様「、、、うん。、、、ケホヨンが来た」
忠「、、、、、、、!!」
王様「余は そなたと 根比べをしているつもりだったが、実の所、相手はケホヨンだったのだなwwwwww。」
王様「ホントに 愛(う)い奴じゃなー🎵ケホヨンは🎵」
忠「、、、、、、、、、、、。」
そして
忠は
正式に王命を拝命し
最高尚宮として最後の日を迎えた。
厨房職員「オーイ!ケホヨン!! 仕事終わりに今から全員で、最高 尚宮様の所へ御礼を申し上げに行くけど、ホントに行かないのか❓! スネてて後で後悔しても知らないぞ?!」
ケホヨン「いかない」
厨房職員は全員 仕事後に、忠の部屋へ挨拶に行ってしまいました。
ケホヨン「……………。
ケホヨン「ううう
ケホヨン「うひい、、、、、ううう
(回想)
(忠 「 ケホヨン (^^) 」 )
ケホヨン「うっうっうっ、、、、、、
ケホヨン「ぐすぐすぐす、、、、、、
ケホヨン「忠さまあ、、、、、、、、、、ちゅうさまあああああ、、、、、、」
(その日の夜は)
(静かに、、、)
ふけていきました、、、、、、、、、、。
そして、
夜が明けて
忠が大提学として出仕する日の朝がきました
忠「 いい天気だ 🎵 」
そして今日からスラッカンでは
ケロー尚宮が、最高尚宮となり、新体制がスタートしました。
ケロー最高尚宮「ケホヨン!!」
ケホヨン「はひー、最高尚宮様」
ケロー最高尚宮「ケホヨンに、手紙だ」
(手紙)
ケホヨンへ
王様に お聞きした。私の夢を理解してくれて、感謝している。ケホヨンがスラッカンで修行し、一人前になったら 今度は私にケホヨンの夢を手伝わせてくれ。
【 ただの 怒りんぼ 】な、父など嫌かもしれないが(笑) 、明日から 名を
【 ピク ケホヨン 】
として、私の息子になってほしい。
ケロー最高尚宮の言うことをよく聞いて 頑張りなさい。
忠 より
どたどたー!!!!!
ケホヨン「忠さまあーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドタドタドタドターーーー!!!!!!!
ケホヨン「 忠さまあーーーーーーーー🎵
おわり🎵