使用人「御主人様、お客人をお連れしました。」
「 通せ。」
使用人「はっ。」
「 よく来た。 お前に頼みたい事がある。
………薬か……食事に細工を、と考えていたが……
内医院も……
水刺間も……難しいそうだ。御医と最高尚宮を敬う部下ばかりで、蟻一匹、入り込む隙がないそうだ……特に水刺間に於いては異物混入、不審な者に対する訓練もしていて中々難しい。
そこで、だ。
お前に
脅す程度で良いゆえ、
働いてもらいたい。
礼はお前の望むものを与えてやろう。
脅す程度で良いが……わかっているな?
……抜かるなよ。」
「……はっ。」
「……苦労して苦労してここまで漕ぎ着けたのだ。
この十数年の苦労が無にならぬようにせねば……な…。」
♠♣♠♣♠♣♠♣♠♣♠♣♠♣♠♣♠♣♠♣
ケホヨン「フンフンフン〜🎵
ケホヨン「かわいいのう〜🎵かわいいのう〜🎵
ケホヨン「愛(う)いやつじゃのう〜♥そなた、名は何と申す❓」
ケホヨン「可愛いすぎて、目に入れても痛くないってか❓ぐふふ」
忠 最高尚宮「ぐふふふ❓」
ケホヨン「ひいいい!忠さまあ!」
忠「 笑。 目に入れても痛くないと思えるほど、食物を大事にすることは良い行い😊
忠「かの 、偉大な和尚様の教えに【食物を、自分の目の様に扱いなさい】という有難いお言葉がある。
忠「ケホヨン、今のその気持ち……忘れないようにな(^^)」
ケホヨン「はひーー忠さまあ」
忠「 (*^^*) 」
忠 (入り口付近にいる厨房職員に対して)
忠「今から中宮殿へ行ってくる。王妃様の懐妊による嗜好面の確認にな。
忠「今日は、
忠「今日は、部署対抗の武術大会が行われており、
忠「武官たちが、浮き足だっていて、
忠「護衛が、疎かになっている可能性がある。故に、
忠「見たことがない者がうろついていたら迷わず水刺間の入り口を閉じるように。
忠「困ったことだが、武官は浮足だっているから、不審者に注意しといてくれ。王様と今は王妃様もここで食事を作っているのだからな。決して気を緩めず、危機意識を常に持ちなさい。」
全員「はい!最高尚宮様」
ケホヨン「いってらっしゃいませ〜忠さまあ」
忠「(^^)ああ、行ってくる。頼んだぞ、ケホヨン」
😊😊😊😊😊😊😊😊😊😊😊😊😊😊😊😊😊😊
忠「❓」
忠「何だ……人が……
忠「誰もいないなんて事があるのか❓
忠「よし、…中宮殿が見えてきた…。王妃様はこちらに いらっしゃるだろうか(^^)❓」
中宮殿についた忠。
しかし、
いつもと、
何かが
違う気がした………。
忠「人の気配がしない……
忠「はっ!!
忠「何だ!!!!!!」
忠「おい、おい!!大丈夫か?!
忠「おい!!!!!!!!
女官「わ、わ、わたくしよりも……
忠「大丈夫か??おい!!
女官「み、み、みねうちです。わたくしよりわたくしより、
女官「お、おうひ、、、さ、、、、、ま、、
忠「……!!」
王妃様のお部屋の入り口へ急ぐ 忠。
忠「な!!!!!!!」
忠「う!!!!!
急ぎドアを開けながら
忠「王妃様つ!!!!!!!!!!」
忠「王妃様!!ケ女官っつ!?」
ケ女官「最高尚宮様!!
刺客「何⁉」
ケ女官「最高尚宮サマアーーー!!急ぎお人を
ケ女官「急ぎお人を、お人を お呼びくださいませーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」
忠 「!!」
ケ女官「はっ!いけないっ! 逃げて!お逃げください!最高尚宮サマーー!!!!!
刺客「させるかーーーー!!くたばれーーーー!!!!!!!!
ケ女官「チェゴサングン様ーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
忠「 !! 」
第20話に 続く