私たちが販売するBlueSCSIは主に68KのMac用途として販売しています。Classic Mac環境でSDカード(microSDカード)の作成サービスを行っていますが、これについてかなり質問が多かったのでブログでまとめました。
Mac一筋のユーザーであれば特に問題が有りませんが、Windows上では文系的に言うと多文化交流みたいな部分が出てきます。
SDカード上の .hda イメージを守るためにも、定期的なバックアップは非常に重要です。ここでは Windows で行う場合の注意点をまとめます。
1. SDカードは exFAT でフォーマット
BlueSCSI用途ではFAT32でも使用できますが、以下の理由で exFAT一択推奨です。
理由
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4GB超ファイル制限がない(FAT32は4GB制限あり)
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大容量SDに対応、高速でアクセスできる
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Windows / macOS 双方で扱いやすい
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大きな .hda イメージのコピーが安定
2. SDカードフォーマット方法
Windows標準機能でも可能ですが、バッファロー公式FAQの手順を参考にするのがわかりやすいと思います。
「SSD/HDDをexFATでフォーマットする方法(FAQ ID:1687)」
https://www.buffalo.jp/support/faq/detail/1687.html
基本的には
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SDカードを接続
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フォーマット画面を開く
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ファイルシステムを exFAT に設定
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クイックフォーマット実行
という流れです。
※フォーマットするとデータは全消去されます。
3. バックアップはファイルコピーで十分
BlueSCSIはファイルベースで動作します。
HDxx.hda
CDxx.iso
bluescsi.ini
・・・etc
これらをそのままコピー&ペーストすればバックアップ完了です。
コピー時の注意
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接点が安定したSDカード・アダプターを使用する
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必ず「安全な取り外し」を行う
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コピー後に再挿入して確認
4. ウイルス対策ソフトの誤検知に注意
Windows DefenderやNorton360などが
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.hda -
.img -
.bin
を疑似ウイルス扱いすることがあります。
ファイルの構造が現代Windowsのマルウェア検出ロジックに引っかかりやすいためです。他にもリソースフォーク構造が壊れて見えることや、Classic Mac のブートブロックが「未知のCPUコード」として受け取られます。また、拡張子 .img / .bin はマルウェアで多用されるため警戒されることが挙げられます。
また、ウイルスソフトから見たディスクイメージは「丸ごと実行コードの塊」に見えるため圧縮もされていない巨大な実行コードのコンテナに見えます。
なお、それらが検知された場合でも殆どが問題有りません。これこそが冒頭に申し上げた多文化交流みたいな部分になります。
対策
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SDカードドライブを除外設定
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拡張子除外(.hda / .img / .iso)
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長期保存は7zipなどで圧縮
5. 避けるべきNG🚫操作
🚫 Windowsのエラーチェック
🚫 自動修復の実行
🚫 Mac使用中のカードをWindowsへ挿す
Classic Mac OSのファイル構造は現代OSより繊細です。
最後に:可能なら最近のMacでバックアップを!
ここまでWindowsでの方法を書きましたが、
もし最近のMacをお持ちであれば、そちらでバックアップを取るのが最も安心です。
理由は:
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不要な自動修復が入らない
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ウイルス誤検知が起きない
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HFS系ファイル構造への理解が自然
BlueSCSIのClassic Mac用システムOSは完全にClassic Macデバイスです。その特性を考えると、macOS環境でコピーするのが最もトラブルが少ないと言えます。ご紹介した通りWindowsでも可能ですが、安定性重視なら「Macでバックアップ」がベストです。


